旅行 21********************* あたしの悲鳴に、 尾崎さんはムクリと起き上がった。 『“きゃー” って なんだよ・・・。』 『だってだって、聞いてるなんてずるい~!』 『おまえ ずるい、ってね・・・。』 尾崎さんは ほっぺを両手に当てて パニくっているあたしを抱き寄せて、 耳元で囁く。 『好きだよ。』 え・・・。 『おまえのそういうところ。 すごい好き。』 続く *********************