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尾崎さんは、
『・・・おまえは、ずっと“一番”だよ。これからも、ずっとね。』
と言って、抱きしめ返してくれた。
そしてまた、唇が重なる。
高まっていく胸の鼓動に戸惑いながら、
ふいに、尾崎さんが、
『由香、おまえ・・・。・・・・経験、した?』
突然の相変わらずストレートな質問。
『えっ。』
『いや・・・。その・・・・。
ほら、おまえも、18歳になった事だし・・・。』
お父さんのような発言をする尾崎さんに、
『してるわけないでしょ!まだ高3ですよ!』
・・・と、お母さんのような返し方をするあたし。
『えっ・・・。
望月と、シテないの?
二年間も付き合ってたんだろ?』
『尾崎さん~・・・。
シタ、とか、シナイとかいう表現、露骨ですよ・・・。
っていうか、2年のうち1年半は
ほとんど逢ってないですから・・・。』
あたしに言われて、尾崎さんの顔が赤くなる。
『そ、そうか・・・。ごめん・・・。』
素直に謝る尾崎さん。
『・・・尾崎さん、かわいい・・・。』
尾崎さんは更に顔が赤くなった。
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