******************************************************
あの後。
玄関で、うずくまった尾崎さん。
呼びかけても『う・・・。』しか言わない。
うわー。
この人、大丈夫?
てか、どーすんだこの状況。
一人で軽くパニクった後。
とりあえず、尾崎さんの肩を担ぎ。
ベッドまで引きずって、タウンページで医者を呼んだ。
診察を受けたところ。
病名は、『インフルエンザ』(と急性胃腸炎併発)。
『めずらしいですよ、こんな時期にねぇ・・・。』
といいながら先生は、
眠っている尾崎さんに
何やら注射を打ってくれた。
先生の言うことには、
もうインフルエンザは山場は通り越して、
熱も引いているので
後は安静にしておけば徐々に回復するとのこと。
けれど胃腸炎のほうは、
体力を消耗している上に、
ロクなものを食べてなかったらしく、
栄養を取らないと回復が遅くなりますよ、
と、注意を受けた。
先生が帰った後、
尾崎さんの目が覚めたときに
何か口に入れたほうがいいだろうと
冷蔵庫を覗いてみると・・・。
ビ ー ル し か な い (゚Д゚)オイ !
(ビールでどんな栄養が取れると思ってんだろ、この人・・・。)
仕方ないので、近所のスーパーへ買出しへ行く。
あれこれと買い込み、
再び尾崎さんの家へ。
とりあえず、おじやを作る。
そして、汚い部屋を少し掃除する。
私があれやこれやとしている間、
尾崎さんは薬の力もあってか
こんこんと眠り続けていた。
続く
******************************************************