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あの後。

玄関で、うずくまった尾崎さん。

呼びかけても『う・・・。』しか言わない。

うわー。

この人、大丈夫?


てか、どーすんだこの状況。


一人で軽くパニクった後。



とりあえず、尾崎さんの肩を担ぎ。

ベッドまで引きずって、タウンページで医者を呼んだ。


診察を受けたところ。


病名は、『インフルエンザ』(と急性胃腸炎併発)。


『めずらしいですよ、こんな時期にねぇ・・・。』


といいながら先生は、

眠っている尾崎さんに

何やら注射を打ってくれた。


先生の言うことには、

もうインフルエンザは山場は通り越して、

熱も引いているので

後は安静にしておけば徐々に回復するとのこと。

けれど胃腸炎のほうは、

体力を消耗している上に、

ロクなものを食べてなかったらしく、

栄養を取らないと回復が遅くなりますよ、

と、注意を受けた。


先生が帰った後、

尾崎さんの目が覚めたときに

何か口に入れたほうがいいだろうと


冷蔵庫を覗いてみると・・・。

ビ ー ル し か な い (゚Д゚)オイ !


(ビールでどんな栄養が取れると思ってんだろ、この人・・・。)


仕方ないので、近所のスーパーへ買出しへ行く。



あれこれと買い込み、

再び尾崎さんの家へ。


とりあえず、おじやを作る。


そして、汚い部屋を少し掃除する。


私があれやこれやとしている間、

尾崎さんは薬の力もあってか

こんこんと眠り続けていた。



続く

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