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四日間、ほとんど不眠不休で
愛さんと縁蔵の捜索。
もう、ほぼ山の中にいる。
1日に汗、30リットルくらいかく。
もう4日目なので、心配で心配で、心配で休んでも眠れない。
気がそぞろで、集中できなかった観法を
再度試みる。
前回の観法で気のせい??かと思っていたのと
同じ言葉が浮かび上がる
それは・・・・
想定外
想定外????
もう少しヒントが欲しいな。
想定外を考える。
もう施設の近くにいない?
崖下の水辺は愛さんがくまなく探索を続けているし。
空腹と熱中症で動けない?
森をさまよったあげく、ご飯の匂いや
他の猫のご飯催促大合唱!!に釣られて、
施設周辺に戻ってきて、いくつもある外の小屋に住みつく?
それなら、それでいいのだけど。
もしも、施設内に隠れている?
けど、これは4日間1日3回しらみつぶしに全てのものを
どかして確認しているし、そもそも全盲の子もいる当施設では
子猫サイズでも、人に見つからず隠れる場所はないのだ。
ましてや身体の大きい縁蔵。
施設にはいない。やはり外だ。
その辺は想定に想定した。
想定外を考えろ!
想定外を考えろ!!!
今まで想定していないこと・・・・。
考えてもみなかったこと・・・・・。
想定外なこと・・・・・・。
あーーーーー!
かなりの距離があるけど道路まで出て、
人家のあるとこでご飯をもらっているとか!
飼われているとか!!!???
(触らせないから、それは無理だろうけど・・・)
そうか!!
アサリだって、道路の辺りまで行くことがあるし。
道路(といってもの農道だから細いんだけど)に出たら
まばらに人家もある。
急いでチラシを刷って、1軒、1軒訪ねて行こう。
姿を見た人もいるかもしれない。
都会育ちの縁蔵にとって、山の中より、
なじみがある。
朝から、範囲を広げてチラシの配布・
同じく範囲を広げて山と崖下、水辺の探索、
施設内もくまなく、
愛さんが熱さと疲労と心配で、久しぶりに息が苦しく
酸素ボンベのお世話に。
私も歩いた後が、幽霊のように水(汗)びたし。
どこかで何か、もらっていたらいいけど、
そもそも人家がないし、
正直ビビりの縁蔵がそうできてるとは思えない。
せめて、水は飲めているのか
私たちが作った渾身の施設からの脱走。
若く俊敏な♂も出られなかったフェンス。
どこから縁蔵が出たのかわからない。
しかし、とにかく出たのだ。
私たちは
考えうる限りの努力をするしか方法はない。
どんな結果になるかわからないが、
こうした真摯な思いと地道な努力は、
何ものかになることだけは知っている。
出て来い!
縁蔵!!
生きて出て来い!




