にじお

18年くらい前??
その日は土砂降り

でした。ようやく雨が上がって、愛さんが空を見上げると
そこには、それはそれは、美しい虹
が、現れていました。ふ・・・・と足元を見ると、そこに1匹の大きな白キジの男の子
がちょこん・・・と座っていました。
「なんだ?なんだ?お前、どこから現れたんだ???」
そんな愛さんの問いかけに、その子は、ただニコニコと愛さんを見ています。
なんと、虹色
の首輪をして・・・・・・。「迷子か?」
ニコニコでも、愛さんが各所に問い合わせても、
その子に迷子の捜索はありませんでした。
「逃げてきたのか?」
ニコニコ「虹
の空の下に、虹色
の首輪をして出てきたな。うちの子になるか?にじお・・・・・」
今から、たぶん18年くらい前の話しだそうです。
若い、もう大人のにじおは、とても大きな猫だった。
・・・・と、愛さん。
私がにじおに初めて会った5年前、エイズ・白血病
ダブルキャリアのにじおはもう、すでに発病しているのか?
おじいさん猫で痩せて、難治性口内炎のステロイドの注射治療をしていました。
誰ともケンカをせず、ケンカも売られない、
いじめない、いじめられない。
そんな♂猫、施設では、にじおだけです。
愛さんが大好き
で、大好き
で、だ~~~~い好き
で、施設に来てから2~3日で、愛さんの後追いをするようになりました。
寝るときは、いつも愛さんの右肩の特等席。
そこが、にじおの寝場所です。
大人しく、誰ともケンカをしない、控えめなにじお。
それは、愛さんの犬・ジャイコととても似た性格で、
愛さんにとって「犬ならジャイコ
・猫ならにじお
」たくさんの保護した犬猫がいる中で、愛さんに
そう言わしめた唯一の猫
が、にじおです。
昨夜のにじお。
長年の闘病で肝臓が肥大し、お腹パンパン。
胸に胸水もたまって、水を抜くも、
苦しそうなので、寄りかかれるところと
高い枕をしたら、気持ち良さそう・・・・・
かわいいなぁ・・・・・・・にじお
。
胸水は末期です。
このまま、眠ったまま逝けないかなぁ・・・・・・・。
しかし・・・・・実は・・・・・・

背後に刺客が・・・・・・・・(笑)
ミンミンの、このおもしろくなさそ~うな
顔・・・・・(笑)
にじお
をかまっていると、必ず、間に割り込みます。
ま・・・・・ミンミンだって、1日中、愛さんや私を待っているのです。
猫らしくて、憎めません
しかし、そこは刺客。
背後から、動けないにじおを叩いたり、噛んだりしています。
恐るべし、ミンミン・・・・・・。
死にそうなキャラの顔の上に座っていたことといい、
情け容赦がありません。
そんな施設で、18年くらいを過ごして、
にじお
は、今日、静かに天
に帰っていきました。
何度も、何度も、何度もの、危篤から完全復活し、
私たちを喜ばせ、獣医師を仰天させた、
死ぬ死ぬ詐欺。にじお
いい人生
だったねぇ・・・・・・・・・・
にじおファンのみなさま、
にじおにたくさんの応援メッセージ
や好物のフード
を
くださった皆さま。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
「ダブルキャアリでも、こ~~~んなに長生きできるんだよ
」
そんな言葉が聞こえてくるようなにじお
の穏やかな人生でした。
いつもは寡黙なにじお
が、死ぬ間際、一生懸命、
愛さんに話しかけていました。
私はず~~~~っと、言っていました。
「にじお。大丈夫だから。後は大丈夫だから。
愛さんは大丈夫だから。だから、もう逝きなさい」
それでも、にじおは、もう言葉にならない声で、
懸命に愛さんに語りかけていました。
そんなにじお
には、不思議???なことも
たくさんありました。
いつか、ちゃんと作品化して、お届けできたら・・・・
と思います。
にじお
の遺志ついで・・・・・・・。
またね
にじお
にじお

にじ!!
ああ・・・・・何十頭、送っても、まだ泣くか・・・・・
一生、高僧にはなれんわな・・・・・・
ありがとうございました













