「大きいピース・2」
大きいピース♂はいじめっこです。
それに加えて、猫界のルールを守りません。
ぎゃぁぁーーーー!!ぎゃわわわぁぁーー!!
がらがらガッシャーーン!!
今日もピースにいじめられている猫の悲鳴がとどろきます。
「こらぁーーーピース!ドロをいじめるんじゃない!!!」
と、愛さん。
ふんぎゃあーーー!!!ぎゃあおおおおおーーーー!!
「ピーーーースーーーー!!!やめなさーーーーい!!」
と私。
こんなピースは、半年くらい前に愛さんの施設を家出して、
近所のホームレス・Tさんの家に入り浸り始めたのです。
「やれやれ・・・」施設の猫たちはみんな、ほっとしたようにのんびり。
まぁ・・・近くにいるしね。
・・・と。私たちも楽観していたら・・・・。
ピースに入り浸られるようになったTさんの小屋には、彼の愛猫トラがいます。
しかし、ピースはTさんの小屋に入り込み、トラを追い出してしまう・・・。
トラも♂で、気が強い。
しかし、なんといってもピースは大きくて怪力です。
小屋から追い出されたトラはTさんがいなくなると、小屋に入れず周辺をうろうろ・・・・。
トラはTさんの唯一の家族。
Tさんが困り果て「妙玄さん、猫同士のことだから仕方ないんだけど、困ったよ。トラがうちに入れないんだ・・・・。ピースは外に出しても、僕がいない間に猫ドアから中に入ってトラのベットで寝てるんだ。」
「う~~~~~ん。」
これには妙案がない・・・・・。
ピースはTさんの場所で、他の猫とケンカしたり、カラスとやりあったり、トラのご飯を横取りしたりとやりたい放題・・・・。
捕獲して施設に戻すも、すぐTさんのとこへ戻っちゃう・・・。
ある日、ようすを見に行くとトラが小屋の前の木の後ろからじーっと、自分の小屋を見ている。
目線の先にはTさんがトラのために置いたクッション付き棚の上に、仰向けに寝るピースが・・・・・・・・・・・。
ああああ・・・・トラよ・・・・。
木の陰から我が家を見つめるなんて・・・・(;-;)
目線の先にこんな姿の大猫がいるなんて・・・
悔しかろう・・・
悔しかろう・・・
はぁぁぁぁーーーーー
ピース戻っておいでよ・・・・・。
