先日読者に送ったタコが好評だ。
潮が速くエサの豊富な鳥羽の海で育った真ダコを海から揚げてすぐに絞め、丁寧にヌメリをとり、沸騰した湯で表面の皮だけに熱を通した逸品だ。
絞めてヌメリをとる時も足の細胞は活発に動き、沸騰させて数十秒ですぐに氷水で急冷、中は生き造りの状態、時間との戦いなのだ。
わずか数十秒だが熱を通す時間次第でタコは硬くも柔らかくもなる。
湯に塩は入れず一般的な塩茹ではしていないが、程良く塩味がして非常に美味しい。
釣ったタコは通常クーラーに氷を入れて自宅に持ち帰るが、このタコは船のイケスで活かしたまま調理室に入るようなもので鮮度抜群だ。
店頭に並ぶ完全な茹でダコでも流通の問題でそこまで気を使ったものはない。
動かなければよいのだが、嫌がってグニュグニュ動いて吸い付くタコのヌメリをとる場面を想像してみなさい・・いくちゃんしげちゃんのりちゃんの苦労も察する。
野人考案のこのタコの別名は・・
「石川五右衛門ダコ
」・・![]()
可哀そうだけど美味しいから仕方ないんだよ、ごめんね・・タコ。
魚と比べて細胞の質が異なるイカタコ類は生きている内に冷凍すれば鮮度は落ちず甘味も旨味も残る。
この製品は完全な処理をして空気に触れて酸化しないよう真空パック冷凍するが、今回は出来たてを冷蔵でお送りした。
食べ切れないタコはそのまま冷凍保存すればよく、味はそれほど変わらず肉質が少し柔らかくなって食べやすくなる。
茹でて味も抜けていないからタコ飯やタコ焼き、煮込みなど何にでも使い勝手がよい。
けーこの日記
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