あまり知られていない伊勢のおすすめスポットに「河崎商人館」がある。
何故・・知られていないかと言うと・・いつも人がまばらで相変わらずヒマそうだからだ。
何故相変わらず・・なのか、4年前まで野人はこの街に住んでいたからだ。
この河崎商人館から歩いて2分の場所にある今にも倒れそうな木造倉庫を改装、会社を興した12年前から8年間本社にしていた。
鳥羽に借家の自宅はあったがほとんど帰らず、家財道具は冷蔵庫以外マリンビレッジの巨大な倉庫に放り込み、自宅を引き払いこの倉庫に住み着いた。
中には小さな流し、トイレは外でボッチャン汲み取り式、当然風呂はない。
夏は真夜中にスッポンポンで玄関へ出て、頭からバケツの水を一杯かけて終わり。
袋小路だから他に民家が2軒、滅多に車は来ない。
寒くなると歩いて5分の銭湯「旭湯」へ行ったが、面倒くさいのでいつも「手ぶら」だ。
風呂から出ての着替えなど十数年記憶にないし、手ぶらで浴室へ行きシャワー、5分湯船に浸かったら出て扇風機、髪はブルンブルンして放置、ある程度皮膚が乾いたら少々濡れていようが服着て帰る。
バスタオルだけ持って行くこともあったがこのパターンが多く、何の問題もない。
ここでこの会社の構想を練りながら6年暮らした。
最初の押しかけ社員はむー茶のパッケージを作った奇人デザイナーで、毎晩9時に出て来て朝まで居座り勝手に仕事していたが、2人ともコタツで目覚めることも多かった。
そう~・・・布団ないから野人は6年くらい座布団枕に床で服のまま寝ていた。
鳥羽の自宅の荷物はいまだにビレッジの倉庫の中だから、結局必要だったのは冷蔵庫と一部の書籍と一部の衣類だけだった。
屋根と壁が崩れて波打ち、倉庫崩壊の危機が迫ったので今の場所に移ったが、商人館とは縁が深かった。
頼まれてホールで講演会もやったが、内容はまったく覚えていない。
何度も来たわりに、美的センスがない野人にはよくわからなかったが、よく見ればなかなか趣があり退屈しないところだ。
3~4回に分けてあらためて紹介しよう。
デザイナー奇人 登場
http://hama-sush-jp.pro/muu8/entry-10916409908.html
河崎のボロ倉庫での暮らし
志と信念 1
http://hama-sush-jp.pro/muu8/entry-10683075507.html
志と信念 2
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志と信念 3
http://hama-sush-jp.pro/muu8/entry-10684469889.html
志と信念 4
http://hama-sush-jp.pro/muu8/entry-10684480445.html




