猪と鹿の天国集落 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

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崖崩れで 川がせき止められた湖 池の真ん中に木が・・
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庭の目の前は猪と鹿の運動場 ここで捕れた鹿
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鹿を受け取りに行った場所はゆるやかな山に囲まれたのどかな集落。

自然林が多く猪や鹿が繁殖するには適した場所だが農業は壊滅状態だ。

周囲の大きな山の大半が植林ゆえに猪や鹿はここに集中、彼らの天国と化している。

以前は植林も枝打ちなどの手入れが行き届き、今のような暗闇ではなかった。

夜になるとこの家の庭先まで猪や鹿が日常的に出没、被害は深刻でどうにもならないようだ。

鹿は野菜や果樹の新芽を食べて枯らし、猪は大地を掘り起こし果樹の枝を押し倒して折る。

これにさらに悪賢いサルどもが人のやる気を挫いてしまう。

猿からは多くを学んだが、人の顔色を読み、年寄りや子供に滅法強いサルの・・「弱きをいじめ、強きを避ける」性格は、野人の最も気に入らない部分だ。

この点では猪や鹿の方がまだマシだろう。

これでは人間の方が絶滅寸前、農業が出来なければ通勤圏でもない限り益々過疎化が進むから何とかしないといけない。

伊勢二見地区の田が壊滅状態なのは、国道沿いで立地条件が良いにもかかわらず猪が原因、つまり過疎化まで行かなくともギブアップして放棄した。

ワナのオリは仕掛けているのだが猪の脳ミソが進化してなかなかかからない。

ここも同じようなものだが、その数は半端ではない。

役場ではそれらの駆除に税金を使っているが、ワナの猟期一カ月が伸びたと言う。

自由に獲れる猟期を伸ばせばそのほうが税金の安上がりと言うのがその理由だが、効果もなく猪も鹿も増える一方だ。

バブルの頃は猪肉も高価で猟期も活気づき、山にもエサがあり人と動物のバランスがとれていた。

当然のことだが鹿肉や猪肉の需要が増えなければ数は減らない。

そうなれば人は大地と共に暮らしたくても暮らしていけなくなる。

人は本来肉食であり、それだけでは生きて行けないから雑食に進化した。

誕生して何百万年もの間、人類の食を支える植物は自然界に存在しなかったが、農業の発見と共に生まれた穀物が集落を可能にし、近代文明の基礎となった。

農業なくして爆発的な人口増加はあり得なかった。

農業漁業は人が生を育む基本的な産業であり、それを壊滅させるわけにはいかない。

食糧が足りないからと・・人を減らせるはずもなく、これから食糧を増やすこともままならない。

ままならないならままなる方法を考えれば良いのだが、常識も方法も変わるどころかあくなき前向き思考と大地の破壊が止まらない。

心は前向きでも良いのだが、頭脳まで前向きではどうにもならない。



猪に数度踏み倒され 抑え込まれたポチ・・
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幸い命は助かった  目の前のエサは猪のホネとニンジン



前向き思考は怪我の元1

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前向き思考は怪我の元2

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テーマ 猿の惑星 猿から学べ

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