山菜の王者とも呼ばれるツリガネ人参の根をスライスして天ぷらにした。昔から野人の好物で土の香りがして旨い。しかしほとんど食べている人はいないだろう。これだけの太さの根になるには何年もかかるし掘り起こすのも大変だ。植えておけば毎年多くの葉を出すからもったいないとも言える。葉を付けたまま根を一部残してまた植えた。ツリガネニンジンはツリガネ型の花を付け、朝鮮人参のような根をしているところからこの名が付いた。昨年の1月まで公共の小さなホテルの経営を引き受けていた時、滅多に食べられない珍味として客に出した事もある。この根と葉の独特の旨さに魅了され、野人農園でもオケラと共に株を増やしている。アクの強さも旨味だが今回はスライスして水に晒して見た。すると見たこともないような珍妙な形に変形した。切り口の破れた細胞が水を含んではじけ飛んだのだろう。天ぷらにしたその味は・・・・食べた人のみぞ知る「ワビ、サビ」の世界だ。左側が天ぷらで右が素揚げだ。海水から作った「にがり入り塩」だけで十分。水に晒さない土の香りが強いのも個性的で好きだが、これも食べやすくてなかなか旨い。
野人・・・山のサルナシ酒で、山土の香りを味わう~明日は絶倫かも

