おかげさまで、お正月は家族で
穏やかに過ごすことができました。![]()
飲めない私ですが、一口だけワインで
乾杯をして、
暮れに、つんちゃん(夫)といっしょに作った
レバーペーストをおともに
お正月気分を楽しみました。![]()
でも・・
なぜなんだろう?この淋しい気持ちは。
何かが欠けている感じ・・
食卓についてそんな思いが消えなくて
ふと気がつくと、
母の黒豆が並んでいないからだ、と
気付きました。
子供の頃からお正月の楽しみ、といえば
母の黒豆でした。
有名な料亭の瓶詰めなどをいただいたこともあり
もちろん、そのはんなりと
上品な味わいもおいしいのですが
やはり、母の黒豆が世界一好きだなぁ
と
大人になってもその気持ちは変わりませんでした。
昨年、母を見送り
その寂しさで心に空いてしまった空間は
まだまだぽっかり開いたままで
さらに黒豆のないお正月はなんだか辛い・・
なら、自分で母のレシピと意志をついで
作ろう!そしてみんなで食べよう!
と思い立ち、
母が書いてキッチンに貼っていたメモと
作っている母の側で見ていたときに
「豆はね、こうやって一晩つけておくの。」
「煮るときは決して豆を踊らせないでね。」
と説明してくれた母の声を心で聞きながら
コトコトコトコト
キッチンで母を想いながら
煮てみました。
右上に4時、5時間とあるので
5時間 静かにお鍋で炊いて
再現度85%、くらいではありますが
一口食べたら
「あー、これこれ」となるような
母の黒豆の味が口の中に広がりました。
さらに研究を重ねつつ
より、母の黒豆に近づけるように
これからは毎年、みんなの(自分の?笑)ために
心をこめて作って
お正月を祝いたいなーと思っています。
甘いだけではなく、ちょっと奥に醤油や塩の味を
感じ、こっくりしているのが母の黒豆。
「今年は私が作ったのよ~」と報告したら
「あら、上手にできてるじゃない。」という
声が聞こえた気がしました。
ありがとう。
いっしょに食べようね!
ムツさん画の「純あーちゃん(母)」
明日美



