音楽発達心理士®のカウンセリングってどんなことするの?

 

こんにちは!

 

今回は、ピアノの生徒Aさんのカウンセリングの会話から見えてきた、人間関係における深い悩みについてブログでお伝えしたいと思います。

 

この春、社会人1年生になって、慣れない環境のなかでがんばっているAさんの疲れの正体は・・・・・

 

私がピアノのレッスンをしていても、Aさんは最近、とても疲れているようだなあと思っていたところでした。

 

レッスンが始まる前に「少し今日は、疲れているのでは?」と問いかけたところ、やはり疲れているとのことでした。

 

そこで本人の意思を確認してから、ピアノレッスンを急遽カウンセリングに切り替えたのでした。

 

お話を聞いていくと、Aさんの疲れの原因はいくつか考えられました。

 

社会人になってまもない6月でしたので、まだ新しい環境に慣れないことと、まだ6月と言うのに今年は毎日暑さが厳しいですよね。

 

また、若い生徒さんにありがちなことですが、携帯が気になって夜遅くまで起きて
いることも疲れの原因になっていると本人も話していました。
 

また、日中眠いということも話していたのですが、カウンセリングをしていると単なる睡眠時間の問題ではなく、心の疲れが関係していると感じました。

 

  友達との「モヤモヤ」が原因なのかも

カウンセリングを進めていくと、Aさんの心の疲れの大きな要因として、学生時代の友達との人間関係が見えてきました。

学校は卒業したので、今はそのお友達と会うことはほとんど無いようです。

 

でもAさんは、学生時代の嫌な出来事を鮮明に記憶しており、それが「モヤモヤする気持ち」として残っているようでした。

 

みなさんも「トラウマ」と言う言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

ここで、親御様や先生方に知っておいてほしいことをお伝えしますね。

 

それは、「子どもたちはずいぶん前の「嫌なできごと」であっても、そのことを具体的に詳細に覚えていることがある」ということです。

 

このことについて私は、「Aさんは、嫌だったことを今でも忘れられないことが、彼女の心を苦しい状態にしているのではないか」と考えました。

 

ピアノの先生がたの多くは、単にピアノを教えるだけではないですよね。

 

生徒さんの心の疲れなど知らず知らずのうちに感じ取って「心のケア」をしている場合があるのではないかと思うのです。

 

皆さんもこのようなやりとりをすることはありませんか?

 

「あるある!」というあなたには、カウンセラーの素質があるのかもしれません。

 


 

  Aさんのコミュニケーションスタイルが「苦しさ」のメカニズムに

 

Aさんが感じている苦しさには、彼女の独特なコミュニケーションスタイルも関係していることが分かりました。

 

★周りの大人が、彼女の「そうですか」の裏に隠れた気持ちに気づくことができるか

 

 Aさんは、本当は嫌なことや拒否したいことでも、

「そうですか」「いいですね」などと答えてしまう口癖があります。

 

このようなコミュニケーションスタイルによって、相手はAさんが本当は嫌がっていることに気づかず、関係性がこじれてしまうことがよくあることを、音楽発達心理士®である私はAさんに丁寧に伝えてみました。

 

★Aさんの「許さない」という言葉が、自分に返ってくるループ

 

音楽発達心理士®である私は、もうひとつAさんに伝えたことがありました。

 

Aさんの口から出てきた言葉「同じこと何回も繰り返したらもう許しません」「謝らないと許さない」に注目したのです。

 

「許しません」「許さない」というような言葉は、強い気持ちを持っていることをAさんに感じてほしいと思いました。

 

そして、この強い気持ちを横で聞いていたお母様と一緒にロールプレイで再現してもらいました。

 

お母様からAさんに「・・・・・許しません」と言ってもらったところ、Aさんはどのように感じたと思いますか?

 

Aさんの口からは「悲しい」という言葉が語られたのです。

 

 

  Aさんが感じている「心の疲れ」と人間関係の葛藤

 

Aさんは、とても繊細な心を持ち、聴いているひとたちの心にまっすぐに響くピアノ演奏をする素敵な女性に育っています。

 

ただ、小さなころから言葉の発達がゆっくりで、コミュニケーションを取ることが難しいという課題を抱えていました。

 

音楽発達心理士®のピアノレッスンを長く受けているあいだに、言葉もコミュニケーションも大きな問題は感じられないくらいに成長してきました。

 

でも今回のように、「自分が発した言葉や感情が、巡り巡って自分自身を傷つけてしまう」経験をすることもあります。

 

このような経験を通して、ひとつずつ心の成長をするのだと思います。

 

私たち音楽発達心理士®は、「交流分析理論」というコミュニケーション心理学の視点を持ち、日々生徒さんと関わっています。

 

今回のケースも、交流分析の視点から説明すると、「Aさんのコミュニケーションスタイルのひとつのループが、自分の身体に繋がって症状となって、苦しい」という感覚になっているということをお母様にもお伝えしました。

 

いかがでしたでしょうか?

音楽発達心理学は、少し難しいと感じたのではないでしょうか。

 

少しでも「音楽発達心理学」に興味を持ってくださったら、ぜひお気軽に単発の音楽発達心理学講座を受講してみませんか?

 

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親子様の成長を願い、音楽で心のケアをする「音楽発達心理学」に興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 

 

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