ほうひ。 | 新宿で働く元リーゼントの男のブログ

ほうひ。

久しくタンスの中など整頓しておらず、先日急遽タンスの中を掃除してみた。

すると中から非常に懐かしいものを発見する。

ぶーぶークッションなるものだ。(以下BBC)

所謂 座布団等の下に空気を入れたBBCを仕込み、
何も知らない人が座ると

「ぶーーーっ!」

っと鳴る、おもちゃである。

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仕掛けた方は腹を抱えて笑い、被害者は恥ずかしい思いをするもしくは、
唸りを上げて激怒するかどちらかだ。笑

そんな素敵にくだらないアイテムを見つけた俺は、とある任務を遂行することとなる。

綿密な戦略の末、自分一人では成功を納める可能性が著しく低下することから友人H氏を召喚する。

友人H氏にミッションを伝えると、即答で快く承諾を得ることに成功。

そして早速任務に取りかかる。




そして当日。

そう、あれは蒸し暑い夏の夜のことだった。

いや、バームクーヘンなど一切見たくもない、息苦しいほどの熱帯夜だった。

いやいや、鈴虫の音が響きわたる、涼しげな7月の夜だった。

まずは明日誕生日を迎える友人M氏に、遊びの誘いのTELをかける。

そして新宿の隠れ家的な居酒屋にて、誕生日会という名の「犯行直前パーティー」を敢行。

この時点でM氏は、全くの疑いの目も持っていない。

俺「終電も近いし、そろそろお開きとするか」

M「そうだな~」

H「おう」

俺とH氏の口元がニヤッと緩む。

会計を済ませ駅に向かう。

そこでH氏が口を開く。

H「まだまだ飲み足りねーなぁ。 今日は2人とも俺んちに泊まっていけよ!」

M「そうだな!明日の予定も特にないしな」

もちろん予定が空いているのも確認済みだ笑。

そして3人で終電でH氏の家に向かうことに。

駅のホームに着き、少しすると終電の電車が到着。

もちろん新宿の終電ということだけあって、物凄い人数だ。

列の中間より少し前の方をキープした俺たちは、座れるか座れないか微妙な位置。

そして扉が開くと一斉に人が流れ込む。

椅子取りゲームのようにみんな座り込む。

ほとんどのスペースが埋まりそうなところでH氏がスペースを確保。

だが心優しい(実は悪どい)H氏はM氏に座れよと譲る。

M氏もいやいやお前が座れよと断るも、

H「今日はお前の誕生日だろ?」

とあまーい言葉で そう?と座ろうとした瞬間!

全く振り返らず前方に目線をやったまま座ろうとするM氏のおしりと座席との間に、俺が後ろでパンパンに膨らませた例のブツをブっこむ!!!



「ぶばぁぁぁあーーーーーーーーーっぶっ!!」

と溜めに溜めた空気が、唸りを上げて炸裂!

あまりの爆音に周辺乗客は爆笑5割、ドン引き5割と実に興味深いマーケティングデータを得ることに成功。

(子供向けのおもちゃも、成人が悪用すると恐ろしいね笑)

おならとは、人間誰しも行う生理的行動なのだが、なぜか公共の場で発射すると、非常に冷ややかな視線をいただくこととなる。笑

「おなら」  正式名称:放屁(ほうひ)

放屁臭が今にも匂ってきそうということか、距離を置こうとする一般市民たち。

が、満員の為いまいち距離を置ききれない。笑

そして腹が捩れるぐらいの爆笑を、満員の為、終始必死でこらえる俺たち2人。

一方、世界一の乗降客数を誇る新宿駅にて放屁(的な音)をかました男は、今にも噛みつかんばかりの熱い視線、もしくは殺意さえ感じるほどの冷たい視線を俺たち2人に送る。


誕生日を迎えた瞬間、周りからのあまりにも辛い視線をくらうM氏という男の背中は、なぜか今日は一段と小さく見えた。