私には再婚願望がかなりあった。


そしてその願望を実現するため、今どきの言葉で言えば


「婚活」をはじめだしたのは36か37の頃だったか。


地域の情報誌に掲載されている結婚相談所の何件かに問い合わせ


うち2箇所に登録した。





初めて付き合った男性と23歳で結婚し、29歳のときに離婚。


子供は男の子が二人、5歳と3歳だった。


離婚の理由は、「性格の不一致」というヤツか。


「性格の不一致」っていったいなんなのか、いま考えてみると


なんだかよくわからない、便利な理由だ。


だいたい性格の一致した人間同士なんていないし、似てるからっていって離婚しないってことないだろうしね。



まあ、あまり深く考えないで結婚したような気がする。


婚約期間に入って、相手の嫌な一面を知ってしまったとき


今さら結婚するのやめたとかいえないなあと、心の片隅で思ってしまったことは覚えている。


そのころはまだ「結婚適齢期」なる言葉が残っていた。


25歳で結婚していなかったら


「売れ残りのクリスマスケーキ」とか言われ、安くしてでも叩き売ってしまえ~~みたいな。


私も漠然と、「売れ残り」とか「オールドミス」とか(今では死語か)それだけはなりたくない、


と結構真剣に思っていた。


結婚さえしてしまえば、普通に子供ができて、普通にお母さんになって


普通に幸せな家庭が築けると、なんの疑いもなくそう思っていた。