私が台所にたつと、あんが背中に飛びついてくることがある。
痛い。声が出ないほど痛い。
おかげで背中は傷だらけ。
だからあんの爪を切りたい。
だいちゃんは「さあ、どうぞ!」と爪を切らせてくれるが、
あんは一筋縄にはいかない。
あんの爪を切ろうとしたら…
「ウー!シャー!」と、あの可愛らしいあん姫が豹変してしまう。
私はそんなあんを見たくないから爪が切れない。
一度、動物病院で爪切りをお願いしたら、
「ギャーギャー!」とこの世の終わりのような叫び声をあげたので、これも私は耐えられない。
だから、だから、あんの爪が私の背中に刺さるのを耐えるしかないんだ。
だから、だから、
ビクビクしながら背後を気にしながら台所に立つ毎日なのさ~
