日はまた沈む | 書評無情の響きあり。

日はまた沈む

日はまた沈む
ビル エモット, 鈴木 主税
日はまた沈む―ジャパン・パワーの限界

こちらも実家の本棚より持ち帰った一冊。


英「エコノミスト」誌の東京支局長だった著者ビル・エモットが

日本国内がバブル景気に沸きあがる最中に

“日本はすでに、勤勉な貯蓄大国から消費大国、

生産者の国から消費者の国へ、高齢化社会へと
変貌しつつあり、今後凋落に向かっていく”
とジャパン・パワーの限界、日本のバブル崩壊を
最初に予告したと言われる書(1990年出版)。

誰もしていない中でバブル崩壊を予測した
論拠、着眼点に大いに興味を持って読んだが
何が根拠であるかはそれなりに多く述べられてあり
ポイントはイマイチ明確には理解できなかった。
(それだけ、当時日本の強さは光っていたのであろう)

何事も長くはその勢いが続かない、終わりはくる

(まさに“盛者必衰”、“おごれる人も久しからず”!)という

視点を持っている人が当時少なかった(のであろう)点は

今となってみれば驚かされる。この点は自身がいつも強く

惹かれるポイントであり、またどこかでその当時の状況を

深く学んでみたいと思う。


昨年、同著者によって、日本は“失われた10年”を経て

また大きく力を回復するであろう という内容の こちら  を出版した。

こちらも読んでみたい。