アドボカシーマーケティング | 書評無情の響きあり。

アドボカシーマーケティング

ado
グレン・アーバン, スカイライトコンサルティング, 山岡 隆志
アドボカシー・マーケティング 顧客主導の時代に信頼される企業

“アドボカシー(adovocacy)”は「支援する」という意味で使われている。

本書の帯にあるように 顧客の利益を追求し、その顧客に対してそれが

良いのであれば自社より他社の製品を薦めるべきである、かえって

その方が顧客との長期的な信頼関係を築くこととなり大きなメリットを

得られる というマーケティング戦略を語っている書。


「多くの選択肢の中で顧客メリットが大きいものを薦めるのが

最終的には自社の利益に繋がる」というのは日々の業務に繋がる部分も

多く(販売する商品の選択肢が多い代理店業、故か)非常に頷けるのでは

あるが、その分、本書からの新たな発見は期待以上には無かった。

 よく言われることではあるが、いかに顧客のパートナーとして選ばれるかが

今後のビジネスでは重要と言える。そのためには常に顧客の声に耳を傾け、

また時には どんなことをすれば喜ぶのか、問題解決できるのか、ということを

考える必要がある。


特にインターネットがこれだけ普及し、情報が容易に入手できる(CGMで今まで

聞くことが出来なかった意見も得られる)時代では尚さら本質が求められる、

これはBuzzマーケティングなどで結局はモノが良くないとクチコミの威力は半減

もしくは逆効果と言われるのと全く同様であろう。


生意気を言っているつもりは無いが、本書で語られてるのは、

至極当然の事と感じた。

しかし、これを“アドボカシー・マーケティング”と名付けることこそに

意味があるようにも思える。