「卓上旋盤」クイックチェンジ刃物台(ガタ取り) | 模細工工房のブログ

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クイックチェンジ刃物台を取り付けて以来、「工作物の肌がガサガサに削れる」現象に悩まされてきましたが、年末休みになったので原因を調べることにしました。

 

僕のカンでは、刃物台付近の何かが0.05mmくらいの幅で振動している。

 

まず、前から気になっている刃物台とバイトホルダーの隙間を減らす工夫をしました。

 

隙間をゲージで測定中の図

 

そして、測定した隙間に近い厚さの金属板を物色すると・・・リン青銅が出てきました。

 

リン青銅はバネ材料で、薄くてもハサミで切ると歪んで使えなくなります。

 

ダイヤモンドカッターでチマチマ切って・・・

 

ダイヤモンドヤスリで寸法に修正。

 

形状を整えて曲げ加工、穴あけ加工を施しました。

 

刃物台にもネジ穴を開けて加工完了!

 

刃物台に取り付けるとこんな感じ

 

この部分の不満は激減です。

 

ところが、

 

いざ削ってみると工作物は調整前と変わらず、「ガサガサの肌」にしか削れていません。

 

つまり、此処ではない何処かにガタがある!

 

ひょっとして・・・ここ・・・?

 

机(定盤ではない)に刃物台を押し付けてみるとガタガタでした。

 

普通の机でこれかい!・・・なんと情けない・・・

 

砥石の上で「ひとこすり」すると・・・

 

刃物台のセンター付近に盛り上がりが見えました。

 

原因はコレです!

 

削った後、しっかり磨いて仕上げ

 

テストピースを削ってみると、普通の切削状態になりました。