バンドを
やりたくてしかたなかった
俺と裕三は

兄貴のバンドをやろう
という
誘いに乗った 

兄貴の知り合いで
山岸さんというドラムを入れて

俺がギター

兄貴がベース

裕三がボーカルで

ギタートリオを始めた

当時のバンドの仕事は
1つの店と契約し
1日3ステージとかで
1月毎日演奏するというものだった

最初の店は

六本木のそばの
飯倉にあった

タートルクラブという
かなり高級な店だった

ここから俺達の
長いバンド生活がはじまった

曲は
そのころ
はやっているものを
やらなくてはいけない

ほとんど洋楽だ

マイガールとか
ノッコンウッドとか
いまでは懐かしい
ソウルミュージックがはやっていた

新しい曲をコピーする毎日だった