きっと、忘れられない写真。

「そっちから歩いてきてください。
歩きながら、スマホで写真撮ったりしてもいいですよ」
カメラマンさんが
積もった雪をかいてつくってくれた道。
ヒールの靴で歩くのはちょっとこわい。
最近、前よりすこし
姿勢が良くなったつもりだけど
VTRのなかのわたしは
相変わらず前かがみだった。

数メートル先で
カメラを向けられながら
歩きながら撮った写真。
うまく撮れてはいないけど
無事終わった安堵感が
光になって写っていた。

コンサルティングを撮影される前の日
東京に珍しく雪が降った。
いつもはラウンジで
コンサルティングをしてるけど
他のお客さまもいるところで
撮影はできない。
できるだけわたしの日常に近いように
行ったことのない店ではなく
ウェスティンホテルの部屋で
撮影が行われることになった。
担当のホテルマンさんがつき
どこまでは撮影していいかなど
なかなかのものものしさ。

目の前にカメラ。
わたしはそこで
通常のコンサルティングを行い
会うのは2度目のお客さまは
のびのびと答えてくれる。
どんな時でも自分でいる。
それは彼女が取り組んでいること。
彼女は
めいっぱい自分でいてくれた。

クリスマスの頃
「ケーキセットをおごります」
そんなきっかけから始まったから
ルームサービスのケーキセットを一緒に食べた。

制限ゼロ会議は
あえて何も準備をしないで
目の前のお客さまに対峙する。
それは、取材であっても変わらない。
だけど、その日彼女が見せてくれた姿は
取材クルーにとって
わたしにとって
きっと彼女自身にとっても
今後の人生に光を灯すような
これ以上ない時間だった。
それはこの取材をOKしてくれて
この場で自分でいてくれた
彼女の勇気への神さまからの祝福。

その後、彼女はブログを開き
転職して
自分の好きなことを発信して
嫌なことは嫌とフラットに伝え
生き生きと自分を生きている。
メディアコンサルティングに来てくれて
再会した彼女は
撮影の日に増してかわいくなっていた。
2時間、撮られ続けながら
普通にコンサルティングをする。
人生初の、貴重な体験。
こんなことがあったよとやっと言える。
ここで起こったことは
まだもう少し言えないけど。
2時間重いカメラをずっと向けている。
そんな日常を送られている。
クルーのみなさんの仕事にも感動した。

わたしはその日の夜
がっつりご飯をつくって食べた。
いつもは
夜、炭水化物を食べないってやってるけど
多分いつものコンサルティングの10倍くらい
カロリー消費したからいいよね(勘違