時空を超えて異世界に行く方法は2つ
時空を超えて異世界に行く乗り物に乗る
つまり列車に乗る
携帯できる異世界の中に入る
つまり読書する
なんとこの2つの異世界旅行の両方を
一緒に楽しむ夢の方法がある
しかも日常的に結構お手軽に楽しめてしまう
それが列車で読書するという方法
通勤で列車を利用する人なんて
その気になれば毎日だってできてしまう
ただもちろん異世界に移動するのだから
それなりの訓練と細心の注意が必要だ
どういうことかというと今更言うまでもなく
複数の異世界に同時に存在するのは不可能だ
加えて携帯できる異世界からは
本を閉じるだけで戻ってくることができるが
列車で向かう異世界からの帰還は
そんなにお手軽にというわけにはいかない
列車で思ったとおりの異世界に辿り着くには
本の世界から出なければならない
それをしないと目的の異世界ではなく
どこだかわからない場所に連れて行かれる
この現象には「乗り越し」という名前が付く
なので複数の異世界を自由に行き来するには
別の言い方をすると
乗り越しせずに列車で読書するためには
携帯異世界つまり本から自由自在に
帰還できなければならない
これを実現するには日頃の訓練で
時間になったら本を閉じるとか
周囲の音を聞きながら本を読むとか
そういう高度な技術を身に付ければよい
だけどこれはなかなか大変だ
もっとお手軽な方法としては
携帯異世界から戻りやすい工夫をすること
例えば列車では短編しか読まないとか
複数の携帯異世界への出入りを繰り返して
そう携帯異世界つまり本は複数持ち歩ける
最近は電子書籍なんていう魔法の道具が
出現したから数百世界を持ち歩ける
複数の異世界に出入りして深入りしないとか
そういうのが異世界から戻りやすい方法だ
同行者と一緒に列車に乗るのは
あまりおすすめではない
なぜなら同行者は私が読書すると知ると
目的地で起こして欲しいと眠りに就くから
万が一乗り越してしまった場合だが
都会ならできれば特急とか急行とかが
止まる駅で降りるのがいい
田舎ならホームにベンチがある駅がいい
ホームにコーンポタージュを買える
自動販売機が置いてあったらベストだ
いずれにせよ乗り越しても
慌てないことが肝心だ
おすすめは列車での目的地である異世界を
列車の終点の駅に設定しておくことだ