宇宙の話を聞くのが子供の頃から好き
難しい数式とかはさっぱりわからない
数式を数式のまま味わう能力は
とても残念だけど私には身に付かなくて
その能力があれば人生の楽しみが
たぶん増えたんじゃないかなと思うけど
数式を日本語に直してもらった部分を
限定的に味わうのみに留まっている
ブラックホールとか超新星爆発とか
日食とかワクワクして仕方ないし
きっと浪漫という言葉を形にしたら
ボイジャー2号とかカミオカンデとか
ハッブル宇宙望遠鏡とかアポロとか
火星探査機とかになる
中でも今のところ最高に大好きな話が
星の光が地球に届くまでにかかる時間の話
星の光が地球に届くまでに
例えば数百年かかるとしたら
今オリオン座のベテルギウスが暗くなって
超新星爆発の前触れかもと話題だけど
規模が大きすぎて想像の域を超えるけれど
もしもそうなら今私たちが観測しているのは
数百年前の光つまり数百年前の状態で
今この瞬間ベテルギウスは
実は存在していないのかもしれない
もちろん何かの加減で光が地球に
届きにくくなっただけなら
ちゃんと存在しているかもしれない
ただ今はもう無い星が夜空に煌々と
光っている可能性はあるわけで
もしもどこかの遠い星の住民が
今の地球を観測していたとしても
その地球ではとっくの昔に絶滅した
アノマロカリスが幅をきかしているかも
もしも光の速さを超えて移動できる
すごい技術を持つ宇宙人が地球に来ていたら
その宇宙人は地球の過去を
その宇宙人の現在として
実際にその目で観測したことが
あるかもしれない
夜空を見ることは宇宙の過去を見ること
私の現在と星たちの過去とが共存する
その不思議な感覚がいいなあと思う