そりゃもう美人が滅茶苦茶うらやましかった
誰もが振り返る美しい人になれるなら
もちろん苦労も絶えなさそうだけど
美人ってだけで生涯収入上がるって聞くし
だったんだけど近ごろになって
全くうらやましくなくなった
うらやましいではなく尊敬の対象になった
美しい人って自分を美しくするための
ありとあらゆる手間暇を惜しまない
自分に手をかけて周りの目を楽しませる
そのことに気付くたびに感動する
美しい人が優遇されるのは当たり前だ
一方私は入浴もサボりたいし
何なら歯磨きもサボりたい
化粧は必要に迫られないとしない
服は着ていればいい
そもそも美しい人とは心の在り方が違う
最近になって当たり前のことに気付いた
美人と私は違う顔なんだということ
どちらがいい悪いという話ではなくて
ただただ違うんだということ
それで自分の在り方を許せるようになった
私は美人と違う在り方を選んでるだけで
どちらがいい悪いという話ではないって
美しくあろうとしないことは間違っている
そうずっと自分を責めていた
同時に自分は美しくあろうとする資格がない
そう思い込んでいた
美人はそれだけで宝だと思うし大好きだけど
自分が彼女らと同じく美しくある必要はない
美しくありたければ美しくあればいいし
自分なりの美しさが世間とズレていてもいい
ただどんなに面倒でも将来のために
歯磨きだけはサボらないでおこうと思う