人生を変えるってなんて甘美な響き
今のみすぼらしい人生がキラキラに
変わる瞬間があるのならと切に願ってしまう
それが読書だけで可能になるなんて
オイシイ話が巷に溢れている
大富豪の人生を変えた一冊はこれですとか
でもそういう本を読んでも私は今のところ
全く大富豪になる見込みがない
本当に読書で人生変わったのか
この本を売るための政治的な忖度で
人生が変わった一冊と言っているだけなのか
そんな疑いを抱いてしまいそうになる
実は私にも人生を変えた本はある
キラキラの人生には程遠いけれど
ボロボロの人生を並みのみすぼらしい人生に
変えることになった本は確かにあった
それはどのような本だったか
1つは見たくない自分の姿をそのまま
私に突きつけてくるような本
自分を変えなければという切実な願いが
湧き上がってきて手段を選ばす破れかぶれで
自分を変えるか人生が終わるかの覚悟だった
今思えばそんな大袈裟な覚悟要らなかった
そんな日々を続けてたら人生が変わっていた
もう1つは憧れの存在が描かれている本
実在の人でも架空の人でも人ではなくても
自分が心底憧れられるなら何でもいい
こうなりたいという強い願いを持つと
知らず知らずのうちに本の中の憧れの存在を
かなりの精度で真似するようになった
真似するうちに人生が変化した
きっとここまでで気付くことがあるだろう
人生を変えるきっかけは読書に限らない
人生を変える何かというのは
きっと自分を変えたいという本気の願い
心からの願いを誘発するためには
等身大の自分を客観的に見ることと
憧れの存在を見つけることが重要
それは映画でもいいし音楽でもいいし
嫌いな人や憧れの人に会いに行くもよし
恋をしてもいいし親友が憧れの人かも
旅行してもいいし習い事でもいい
読書で人生が変わることはあるけれど
読書以外で人生が変わることも
きっとよくある話でどちらにしても
人生の転機にはきっと出会える
どちらにしても人生の転機に出会えるのなら
自分の好きなことをしていたらいいような
たまたま私は読書が大好きなだけ