月1回「みやざき着物女子会」を開いています。
約5年に渡って普段着物暮らしを続けた私(成田あす香)が呼びかけ人となり、
着物好きが高じて着付けの先生になられた千鳥先生と一緒に着付けの練習をし、着物でランチを楽しむ会です。
みやざき着物女子会で、着物を来てみて伺う感想の中でとても多いのが「苦しくない!」。
着物というと、成人式や結婚式でしか着たことがないという方に、「苦しい」体験をされた方が多くて、『着物は苦しいもの』という誤解を生んでしまうようです。
たぶん、着崩れないようにとギュウギュウと紐を締めて着付けをしてくださるのでしょうが…
そんなことをしなくても、裾さえ踏まなければ、そんな着崩れる事はないんですよ~。
こういう着付けを、サイボーグ着付けと呼びます(笑)
「着物を着たら食事は食べられないものなの!」と言われた経験をお持ちの方もいらっしゃいましたが、そんなことありません。
しっかりと美味しい食事が食べられるようにするための、着付けのワンポイントがあるんですね~。
誤解と言えば、もう一つ『ルールが厳しい』。
みやざき着物女子会の感想で次に多いのが「こんなに優しく着付けを教えてもらえるなんて」です。
「ルールが厳しい」といえば着付け教室…。
着物を着るためには着物の着方を覚える必要がありますが、着付け教室って、ルールが「厳しい」、ルールを守らないと「怒られる」というイメージを持っている方が多いようなんです。
実際に私も経験があります。
「半幅帯(浴衣の帯)だけでなく、お太鼓も結べるようになりたいな」と思って、着付けを習いに行ったのですが、「~しなさい」「これじゃダメ」と言われた思い出ばかりです。
着物に憧れて、初めて習いに行って、怒られてばかりだったとしたら・・・きっと凹みますよね。
もう一つ「ルールが厳しい」という体験をするのが、「お直しおばさん」と遭遇してしまったときです。
せっかくチャレンジして着物を着ていった若い人に、「あら、あなた間違ってるわよ」と、着方とか、コーディネートの事とか、季節の決まり事だとかを親切のつもりでアドバイスしたり、手を出されたりする方がいるんです。
着物を着て出かけてみよう!とチャレンジしたのに、お直しおばさんの指摘に凹んだ経験を持つ方は、少なからずいる筈です。
私も何度か経験があります。
着物もファッションの一つなんだから、時代や場所によって、ルールがゆるくなったり、変わったりしてもいい。
4月や10月も汗ばむ陽気のある宮崎で、「4月は絶対に袷(裏地のある着物)じゃないと」なんて言われたら、着物を着るのは大変です。
また、カジュアルな着物だったら、洋服の小物、靴、帽子と合わせるのもOK。
また、車を運転する時は草履では運転できない訳ですから、現代の生活に合わせてルールを変えて行く事も、必要ですよね。
「本当は着物を着てみたい」と思っている人って、実はいっぱいいると思うんです。
着物を着ていると、よくこんな風に声をかけられます。
「私も着物を着てみたいんだけどね・・・」
「家に母の着物がいっぱいあるんだけど・・・」
本当は着物を着たいのかなって、感じます。
千鳥先生はいつもおっしゃいます。
「私は、とにかく、着物へのハードルを下げたいのよ~」
私も、そう思います!
きっとどの家のタンスにも、眠っている着物があるはずです。
その着物を持って、ぜひ「みやざき着物女子会」に遊びに来ませんか??


