佐藤初女さんの言葉は、平易な言葉だから、簡単にわかった気になってしまいます。『言葉を越えてね』は単純に行動だと思ったし、
『動の祈り』は、自分の行動を
「動の祈り」だと思い込んだり
してました。
初女さんと交流を続けていく
うちに、初女さんの言葉は
初女さんの体験から生まれて
きたもので、一つひとつの言
葉がどんなに深いかを
実感しました。
初女さんは「祈りには、
静の祈りと動の祈りがあり
私は生活すべてが祈りです。」と
言われていました。
初女さんの行動には
まごころ(真心)がこもった
祈りがあり、どこを
切り取っても初女さんの
生き方が見えてくるようでした。
初女さんが生きていた時は
会えることが嬉しくて、
初女さんの言葉も行動も
表面でしか受け取って
いませんでした。
初女さんが亡くなられて10年!今、初女さんに頂いている
深い気づきが、私の行く道
を照らしてくれています。
『私にとって、祈りとは
生活です。 生活の動作、
ひとつひとつが祈りです。
心を込めて食事を つくったり
ともに食卓を囲んだり
ごく平凡な日々の営みの
中にこそ深い祈りが
あるのです。』
『ことばだけで考えている
うちは本物ではないですね。
とにかくことばを主にすると
行いはあとまわしになって
しまいがちです。
気づきがあったら動きます。
あなたのそばの大事な人に
伝えてください。
心の奥にはことばを越えた
いのちの筋があります。
ことばを、越えなければね』
佐藤 初女