2018年、子どもと精神医療に関して以下のような事件がありました。

 これは、一応、国連子どもの人権条約委員会に報告を挙げています(国連に言ったってなにも変わらない。国連の勧告はほぼ無視される。はい、わかってます。しかし、言わないより言った方が何百倍もいいと思っています。)

 

 以下、事件をまとめた文章を挙げます。文中にもあるとおり、この事件は被害少年が原告となり、母親と病院を訴えています。その判決が昨日(7月1日)ありましたので、併せてお知らせします。(弁護士は倉持麟太郎氏。この裁判を受任するにあたって、以前相談を受けたことがありました。なんの力にもなれませんでしたが、その意味でも注目していた裁判です)。

 

以下、事件の概要です。

 両親が離婚して母親と2人で暮らしていた火山さんという少年。母親とは確執があり、それがこの事件の大きな要因でした。

 2018年、火山さん13歳のとき、普段と同じように中学校に登校するため家を出た彼は、突然児童相談所の職員から「一時保護します」と告げられ、後方から近づいてきた10人ほどの集団に囲まれた後、民間介護タクシーに押し込まれて精神科病院に連行されました。

 病院では閉鎖病棟の隔離室に収容された。翌日には隔離室から病室に移ったものの、「公衆電話の使用は不可、児相職員以外との面会も不可」という状況で、いつ退院できるかわからない状況に危機感を覚えた火山さんは、10日後、病院の窓から脱走しました。

 18歳になり、火山さんはこの事件の全容を知るために自ら調査を開始しました。結果、児相が精神科への入院を母親に示唆して医療保護入院のための署名をさせ、さらに薬、隔離、拘束の許可もとっていることが判明したそうです。精神科病院のカルテ開示も行ったところ、そこには主治医の「精神疾患は認められない」との文字を見つけました。

 精神疾患でもないのに、医療保護入院に同意をした医師。精神科病院は児童相談所の依頼により、一時保護の委託先として機能していることがわかりました。

彼は現在、病院と母親を相手に係争中ですが、その病院の事務長との面談時、被告病院には新たに児童精神科病棟ができ(30~40人収容)、そのほとんどが児相からの一時保護を委託された医療保護入院であるとの話を耳にしました。病院は安易に児相の申し出を受け入れ、児相は医療保護入院を悪用している現実があります。

 

 で、昨日の判決はというと、「完全敗訴」でした。

 何一つ認められることがなかった。

  この国は「精神」に関わった人間は子どもでさえ「守らない」ということがよくわかる判決です。

 人権なんてありません。児相のいうこと、精神科医のいうことを100%鵜呑みにして、子どもを踏み潰すような大人たち。改めて、吐き気がするくらい腹立たしくなり、そのあと絶望的な気分になりました。

 権力、癒着、御身大事。日本には三権分立はありません。

 以下、弁護を担当した倉持氏のユーチューブで詳細が語られていますので、ご興味ある方はご覧ください。

7月1日本日判決。判決速報 子どもと精神医療違憲訴訟 倉持麟太郎の「このクソ素晴らしき世界」 presented by #8bitNews