「本の中のあの人展」モチーフの物語 | Mark of Me blog

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ハンドメイドでアクセサリーを作りながら、違うことだって考えてます。



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皆様、こんばんは。


7月最後の週末が終わりました。今年のフジロックも終わったという事です。


もちろんワタクシはあの人展の準備をしまくっていたのでフジロックに参戦できなかったどころか、

毎年恒例のエア・フジロックすらできませんでした。Inter FMも聞きませんでした。

それどころか、TwitterもFacebookもInstagramも何もかも明け方にチラッと見られる日が

あったかなかったかくらいのモンでした。


さようなら、7月…さようなら、行きたかったフジロック・・・( ´(ェ)`)


などと言っている場合ではなく、まだまだ作ったり作りなおしたりする日々。

今日が7月29日だなんて心の底から信じられません。いつの間に29日にまでなったんだろう?


本の中のあの人展は、なんと8月2日からスタートです。


・・・準備できるのはあと3日!(iДi)


頑張ります。楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。できる、できるよ!できるまでやれば!



先日、「本の中のあの人展」DMを前回企画展にご来場くださった方を主に、

群馬~近県の顧客様にお送りいたしました。週末辺りにご自宅に届いたことと思いますので

本日から販売するアクセサリーを2日にわたってご紹介したいと思います。


と、その前に今回の企画展のモチーフとなった小説と、

作ったアクセサリーを文字のみでお先にご紹介します(笑)画像は後程(笑)


photo:01


さんざん悩んで女性のタイプがそれぞれ違うようにと、この4冊に決めました。


最後の最後まで堀辰夫の「風立ちぬ」と、武者小路実篤の「愛と死」をどうしようかと悩みましたが

今回はこの4作品に。今となっては「風立ちぬ」はやらなくて良かったのかも(;´▽`A``

気になる方は文庫本を手にしていただくか、映画館で「ひこうき雲」と共にお楽しみください(笑)


日本文学とはいえ、どれも有名で美しく、読みやすいボリュームなので
通勤や休憩時などにお時間ある方は是非読んでくださればと思います。
個展会場でいろいろお話で来たら楽しいですね!



≪ 1.夏目漱石 「夢十夜」 明治41年 ≫

今回モチーフにした物語は第一夜。
男に”生まれ変わって会いに来るので100年待っていて”と言い、
100年後に真っ白な百合の花になって男に会いに来たという女性と、
100年もの間、昇っては沈むを繰り返していた唐紅のお天道様をモチーフに
それぞれ幅広の断ち切りシルクシフォンリボンやシェル、サンゴを使った
ネックレスとお揃いのピアスを作りました。
ファンタジックでありながら、普通に着けられるデザインにしました。


≪ 2.太宰治 「斜陽」 昭和22年 ≫

一般的に「斜陽」というと、
「貴族という身分が廃止され没落の道をたどる最後の貴族の滅びの姿を描いた作品」
のような暗くさみしいイメージをされる方が多いと思うのですが、
私はこの話を長女かず子の”恋と革命のために生きる様”を描いた、
かなり力強い女性の話だと思いながら読みました。

最後の貴婦人である母と娘のかず子をモチーフに、
グレーとホワイトのパールの華やかな3連ネックレスとピアスをそれぞれ作りました。
レギュラーアイテムで使うパールよりも数段グレードの良いものを仕入れ、
ちょっと贅沢なシリーズをお披露目したいと思います。
普段使いというよりも、華やかなシーンでお使いいただく事をイメージしました。


≪ 3.三島由紀夫 「お嬢さん」 昭和35年 ≫

幸福な家庭のお嬢様、かすみと父の部下である沢井の結婚をめぐる騒動を描いた、
まるで月9の”婚活女子ドラマ”の脚本のようなエンターテインメント小説です。
20歳の女子大生かすみをモチーフに偶然沢井と空色のペアルックになった初デート?
の場面からスカイブルートパーズのリボンモチーフのネックレスとピアスを、
誤解が重なり、かすみに一方的にライバル視されてしまう兄嫁の秋子をモチーフに
大粒のピンクアメジストを使ったY字ネックレスとお揃いのピアスを。
そしてかすみと沢井の結婚を脅かすような最大のライバル、銀座のブティック店員
浅子をモチーフにシェルやオニキス、ジェイドを使ったモダンで大振りなデザインが
印象的なネックレスとピアスを作りました。
4つのお話の中で一番現代的な雰囲気の物語です。
アクセサリーもいつものMark of Meに一番近いシリーズとなりました。


≪ 4.川端康成 「古都」 昭和37年 ≫

商家にもらわれた千重子、村娘として育った苗子の美しい双子の物語。
清潔な少女の心情と移ろう四季の中に、京都の由緒ある史蹟の数々を織り込んだ
とても美しい物語です。学生である2人の素朴な可愛らしさを表現しようと
千重子は桜をイメージしたパールを使ったピンク系のチョーカーとピアスを、
苗子は北山杉をイメージしたウッド&グリーン系のチョーカーとピアスを
それぞれ作りました。
今回の企画展中、一番若々しくカジュアルなシリーズとなりました。
アクセサリーに素朴な雰囲気を求める方に使っていただけると嬉しいです。


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選んだ物語の時代は少しレトロなイメージの明治~昭和にかけて。
平成も25年目となった今、昭和初期なんて遠い昔の事のようですが、
本の中のあの人たちは今の私たちとそう違いませんでした。

ただ、あの人たちが生きる世界の情景はとても美しいので
そんな世界観を含めて楽しんでいただけたらと思います。

アクセサリーの画像は後ほどお披露目いたしまーす!お楽しみに!!




Mark of Me  blog Mark of Me 「本の中のあの人展」
 
 開催日時 2013年8月2日(金)~8日(木)
        11:00-18:00(最終日は16:00まで)

 開催場所 cafe NINOKURA

        http://ninokura.web.fc2.com/  
      

        埼玉県本庄市千代田4-2-4 / 0495-24-7878 
 
 


※個展会場2Fはスリッパをお使いいただきますので、靴下のご用意をお願いします。