震災後、SNSにはたくさんの
優しい言葉があふれています。
「休んでくださいね。」
「いっぱい食べて元気になってくださいね。」
一方で、被災された方のこんな声も目にしました。
「揺れが続く中、どうやってリラックスして休むんだよーー。」
「声かけはいいから、実際に安全な場所へ移れるようにしてほしい。」
その投稿を見て、私は改めて思いました。
優しさって難しいな…。
もちろん、声をかけた方も、
少しでも力になりたい、
安心してほしいという
気持ちだったはずです。
でも、その優しさが相手の今
必要としているものと少し違うと、
届かないどころか、
苦しさを大きくしてしまうこともありますよね。
これは、13年間子育てに悩むママさんたちと関わる中で、
何度も感じてきたことでもあります。
例えば、
「もっと肩の力を抜いていいんですよ。」
「パパに頼っていいんですよ。」
そんな言葉をかけられても、
「分かってるんです。」
「でも、怖くて頼れないんです。」
そう思っているママは少なくありません。
頼ればいいことは知っている。
でも、
「迷惑をかけるかもしれない。」
「甘えていると思われそう。」
そんな怖さがあると、
「頼っていいよ」という優しい言葉さえ
苦しく感じてしまうことがあるんですよね…。
だから私は最近、
何を伝えるかよりも、
相手が今どんな心の状態なのかを知ることの方が
大切なのかもしれない。
そんなことを改めて感じています。
相手を大切に思うからこそ、
何て声をかけたらいいのか悩む。
私は、その悩み自体が優しさなのだと思います。
だからこそ、伝え方のテクニックだけでなく、
相手の心の状態と、自分の心が何に反応しているのか、
その両方を見られるようになると、同じ優しさでも、
もっと相手に届く関わり方ができるのかもしれませんね。
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