「子どもの気持ちを大切にしたい。」
「宿題を無理に押しつけたくない。」
「他の子と同じようにできなくても、
その子なりの理由を分かってあげたい。」
そんな思いを持っている方は、
とても多いと思います。
でも、その優しさがあるからこそ、
「これを言ったら傷つけてしまうかな。」
「嫌な気持ちにさせるくらいなら、私が我慢した方がいいよね。」
と、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。
実は先日、コミュニティで「自己理解の会」、
そして、私のベーシック受講生向けの
「おさらい夏期講習会」を開催しました。
内容は違うように見えて、
参加された皆さんに共通していたことが
一つありました。
それは、
自分の気持ちを、
自分でも言葉にできていないことがある。
ということです。
例えば、
「言いたいけれど言えない。」
という時も、
本当は何が怖いのか。
何を大切にしたいのか。
どんな関わりをしたいのか。
そこまで整理できていないと、
「我慢する」
という選択しか見えなくなってしまいます。
でも、自分の気持ちが分かってくると、
言うか言わないかではなく、
「今はタイミングを待とう。」
「まずは一人の人に相談してみよう。」
「相手の状況も聞いてみよう。」
そんな新しい選択肢が見えてきます。
誰かの気持ちを大切にすることと、
自分の気持ちを我慢させることは、
同じではありません。
まずは自分の気持ちにも耳を傾けること。
その上で、相手も自分も
大切にできる関わり方を選んでいくこと。
それが、
長く誰かを支え続けるために
大切な力なのだと思います。
もしあなたも、
「相手のことばかり考えて、
自分の気持ちが分からなくなる。」
そんなことがあるなら、
一度、自分に問いかける時間を
作ってみてくださいね。
その小さな積み重ねが、
家族との関わりも、
職場でのコミュニケーションも、
少しずつ変えていくきっかけに
なるかもしれませんよ。


