「悲しいって、どんな感覚だったっけ?」
「嫌なことなんて、あったかな……?」
もし今、そう聞かれて
答えに詰まってしまったとしたら…
あなたは今、目の前のお子さんや、
大切な誰かを支えるために、
自分のすべてを注いで
一生懸命に向き合っている真っ最中
なのかもしれません。
一生懸命な方ほど、
実は”自分自身の本当の気持ち”を、
どこか遠くに置いてけぼりに
してしまいがちなんです。
いつも誰かのために
その手を差し伸べているあなたに、
今日はお伝えしたいことがあります。
溺れている人を助けるには、
まずは自分自身が、
十分元気で泳げる必要があるように
本当は、誰かを支える立場の人ほど、
「誰かに支えられること」が必要なんです。
私自身、現在は公認心理師として
心のサポートをさせていただいていますが、
クライアント様の中には、
助産師さんや保健師さん、先生といった
「対人支援」のプロの方々も
たくさんいらっしゃいます。
みなさん、目の前の妊婦さん、
産後のママさん、
教え子や保護者の方々のために
「少しでも力になりたい」
「力になれない自分はダメなんじゃないか」 と、
本当に、本当に、真剣すぎるほどの想いを
持って活動されています。
だからこそ
私は、誰かを支える支援職の方を、支えたい。
自分自身も支えられ、
癒されながら、
安心してその尊い想いを遂げてほしい。
そんな願いを込めて、昨日、
市役所にて研修を開催してきました!
今回の縁を繋いでくれたのは、
わがBS(Big Smile)心理学を学んでくれている
子育てブルー専門BSインストラクターコーチであり、
現役の助産師でもある、
いしいともみさん。
会場には、助産師、保健師、
母子支援コーディネーター、
虐待対応支援員、
母子栄養指導員の方々が
集まってくださいました。
研修のテーマは、
【言葉にならない気持ちに寄り添う
産後訪問で信頼関係を育てるコミュニケーション
〜コーチングを生かした信頼関係構築と
言語化が苦手な方への関わり方〜】
現場のプロだからこその、
切実で、愛に溢れたお悩みや質問が
次々に飛び出します。
-
「母乳が出ないお母さんが
『こんなママでごめんね』と自分を責めている時、
どう声をかけたらいい?」
-
「本当は悩んでいるはずなのに、
心を閉ざして相談してくれない時、何ができる?」
-
「虐待の疑いがあっても門前払いされてしまう。
どう関われば、お母さんの心に触れられる?」
みなさんのメモを取る手が止まりません。
その熱い視線からは、
「目の前のお母さんを救いたい」という
純粋な使命感が伝わってきて、
私も胸が熱くなりました。
「プロだから」と蓋をしている気持ちはありませんか?
でもね、ここで少し立ち
止まってみてほしいのです。
「悩んでいるのに声を上げられない」
「相談して迷惑じゃないかな?」
「変に思われないかな?」
そんな風に孤独を感じているのは、
支援される側のママたちだけではありません。
実は、支援する側のプロの方々も、
「プロなんだから、これくらい出来なきゃ」 と
一人で責任を抱え、
自分の「苦しさ」に蓋をしてしまいがちなんです。
かつて、私自身もそうでした。
そして、今回企画してくれた、
いしいともみさんも。
彼女が産後うつで苦しんでいた頃、
どんな風に自分を責め、
そして今、支援者として何を想っているのか。
今回の研修での気づきとともに、
ともみさんが綴ってくれたブログを
ぜひ読んでみてください。
そこには、「今のあなた」と同じ気持ちが
隠れているかもしれません。
一人で泳ぎ続けようとしなくていいんですよ。
▼助産師・いしいともみさんのブログはこちら



