- ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C. コリンズ
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ビジョナリー・カンパニー。
いわずと知れた、不朽の名著。
内容としては、「目からウロコ」
とまでは言わないが、それは自分が、関連するような経営哲学の本をすでに読んでいたからで、
すばらしく普遍的な価値を示せている本であると思う。
この本を読んで実際に行動に移すとして、
重要な点は、
「ビジョナリーであること≠企業にとって最優先」
ではない
ということだと思う。
目先の利益を追求しなければならないこともあるかもしれないし、
そもそも、ビジョナリー・カンパニーを作るという理念は、
世のすべての人にとって普遍的な価値ではない。
が、このあたりの疑問点は、著の中で解決しているので敢えてこれ以上触れない。
振り返って、現状の我が部活の問題点を考えてみる。
ビジョナリー、ではない。
ラクロス界のパイオニアであることを自らの責務だとしているチーム、
あくなき上昇を追及し続けるチーム、
全員が主体的にチームを盛り上げようとしていることが傍目にもわかるチーム、
彼らは、強い。
毎年選手が入れ替わってしまう学生スポーツという環境において、
毎年、周囲を納得させるだけの結果を残している。
自分たちはどうか。
なんのためにラクロスをしているのか。
勝つためか。
周囲を感動させるためか。
どんなラクロス、どんな部にしたいのか。
楽しい部か、強さを探求するのか、結束力か、個人力か。
正直なところ、見えてこない。
強さを持った部にしたいのであれば、
強さの探求にだけは妥協してはいけないし、
組織力を持った部にしたいのであれば、
個々の責任についてもっと明らかにしなければならないし。
周囲を感動に巻き込みたいのであれば、
大学の「顔」のような存在になりたいのであれば、
ただの強さ以上に求めなければいけないことがある。
結局のところ、
それがなければ、継続して強さをもった部にはなれないのだ。
毎年の個々人の能力に依存することになる。
解決しようと思ったら、
まず、理念を確定させて、それに対しては絶対に妥協しない体制にしなければならない。
そして、新入生には入部の時点で、覚悟を求めなければならなくなってくるだろう。
「自分たちは、理念に対して絶対に妥協しない」、と。
そういうことをやったら、
確実に入部者は減る。
退部者は増える。
振り返ってみるに、
自分は、そう言われていたとしたら入部していただろうか。
疑問ではある。
それでも、改革しなければならない。
断固たる決意、断固たるビジョン、
それが、強さを維持するためには、必要なのだろう。