フランスで1984年から

 

「歴史的建造物の門戸を開く日」

 

として始まった「Journées

 

européennes du patrimoine

 

(ヨーロッパ文化遺産の日)」。

毎年9月の第3週目の週末と定め

 

られていて、36回目となる今年は

21日、22日の開催でした。

「文化遺産の日」なんて聞くと、

 

ちょっと小むずかしく思いますが、

普段は非公開となっている場所に

 

足を踏み入れることができる

 

特別な2日間なのです。

今ではヨーロッパ50ヶ国で開催され、

 

歴史的建造物をはじめ、政府や企業

 

の施設、美術館、博物館など、

 

フランス全土で約17,000もの施設が

 

一部を除き、無料で一般開放されます。

一番人気は大統領官邸 エリゼ宮

 

ですが、行列必至。

 

入場には6時間待ちともそれ以上

 

とも言われていて、一度は見学

 

したいものですが、6時間待ちは

 

キツイ。

 

想像するだけで疲れが出そうです。

 

楽しみたいけれども、待ち時間が

 

長いのはムリということで、今年、

 

私たちはパリ郊外に足を延ばしました。

 

向かった先は、パリの中心部から

 

RER(高速郊外鉄道)で約25分

 

の町 Noisiel(ノワジエル)にある、

 

1872年建造の旧ムニエの

 

チョコレート工場です。

 

 

建築家ジュール・ソールニエの設計。


川の発電所の上に建つ、柱と筋交い

 

(ブレース)が露出したデザインの

 

建築学的にも貴重な建物です。

 

 

レンガとタイルの装飾も見事で、

 

このようにきちんと保存されて

 

いるのは素晴らしいですよね。

 

 

Menier(ムニエ)は1816年創業の

 

フランス初の板チョコを製造した

 

チョコレートメーカーで、現在は

 

ネスレの傘下に。

 

工場として稼働はしていませんが、

 

ネスレ・フランスの本社

 

となっています。

 

 

巨大な水力発電機がいくつもあり、

 

当時の様子がうかがえます。

 

 

歴代のパッケージの

 

デザインもずらり。

 

 

こちらは1932年のもの。 

 

カワイイ~   復刻してほしい!

 

こういうのを見ているだけでも

 

楽しいうえに、

 

 

ネスプレッソ飲み放題  わ~い!

 

人気のチョコチーノやキャラメル

 

マキアートは行列でしたが、

 

それ以外はほぼ待ち時間なし。

 

 

フレーバーティーも充実。

 

 

ロボットと対話したり、

 

親子で楽しめますよ。

 

 

さらにお土産までいただき、

 

ネスレさん、ありがとう。

 

さすがマンモス企業、太っ腹!

 

ちなみに、透明な容器は開封した

 

ハムを保存するタッパーです。

 

 

ネスレのすぐそばには、19世紀末に

 

建造された旧役場があります。

 

1871年から約90年もの間、

 

ムニエ家の一族が歴代の町長を

 

務めていたそうで、当時いかに

 

権力をもち、繁栄していたかが、

 

うかがい知れますね。

 

 

昔のパッケージも展示されていて、

 

興味深かったです。

 

旅行者の方にはあまり縁がない場所

 

かと思いますが、パリ在住の方は

 

来年の「ヨーロッパ文化遺産の日」

 

の参考にしてください。

 

待ち時間なく入場でき、

 

楽しめましたよ。

 

隣町に位置するシャン=シュル

 

=マルヌ城とあわせて、ぜひ!

 

 

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