17世紀のオランダ黄金時代を代表する画家
Johannes Vermeer(ヨハネス・フェルメール)。
その作風は現代でも高く評価され、傑出した
画家のひとりとして、認知されています。
フェルメールは現存する作品が少ない
ことでも知られ、その数、わずか30数点。
数が正確でないのは贋作の可能性が
否定できないものがあり、専門家の間で、
意見が分かれているからです。
作品の少なさから盗難も多く、「合奏」は
1990年3月18日に、ボストンの
イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館で、
警官を装った二人組に強奪されて以来、
行方不明となっています。
世界各地の美術館を巡り、フェルメール作品の
すべてを鑑賞しようと試みるフェルメールファンも
多いと聞きます。
多くの芸術愛好家を魅了する、
そんなフェルメールの企画展が現在、
ルーヴル美術館で、開催されています。
企画展が開催されれば、連日、行列が絶えず、
来館者数の記録を塗り替えるとも
言われているフェルメール。
ルーヴル美術館もある程度の予想はしていた
ものの、その予想をはるかに超える大変な
人気ぶりで、初日は入場4時間待ちだったとか。
行列は避けられないにしてももう少し、
落ち着いてからにしようとフェルメール好きの
主人と申し合わせていました。
2月22日の開催から、1ヶ月が経ち、そろそろ、
行ってみる?ということで、ルーヴルの
ウェブサイトをチェックしたところ、
予約することができました。
予約も当然、今日の今日で、取れる
はずもなく、2週間先となり、先週の土曜日に、
ようやく訪れることができました。
今回の企画展の何がすごいかと言うと、
30数点しか現存しない、フェルメール作品の
約3分の1にあたる12点が展示されているのです。
日本で、フェルメール展が開催された時は
1~3点でした。
そのことからも12点という数がいかに、
すごいことなのかが、お分かり
いただけるかと思います。
12点のうち、
1668年「天文学者」 / ルーヴル美術館
上記2点はルーヴル所蔵なので、10点が
今回の「フェルメールと風俗画の巨匠たち」の
開催にあたり、世界各地からやってきた
わけですが、さすが、世界のルーヴル!
よくぞ、これだけ集めたという感じです。
企画展ではフェルメールと同じく、
17世紀のオランダ黄金時代に、活躍した
風俗画家たちとフェルメールの類似した
作品を比較する構成となっています。
残念ながら、展示室は撮影禁止でしたが、
皆さま、どんなフェルメール作品が
観られるか気になりますでしょう?
一挙、ご紹介します。
1664年「天秤を持つ女」 / ワシントン・ナショナル・ギャラリー
1670年「手紙を書く婦人と召使」 / ダブリン・アイルランド国立美術館
1665-67年「手紙を書く婦人」 / ワシントン・ナショナル・ギャラリー
1662-65年「真珠の首飾りの女」 / ベルリン国立美術館
1663-64年「リュートを調弦する女性」 / ニューヨーク・メトロポリタン美術館
1671-74年「ヴァージナルの前に座る女」 / ロンドン・ナショナル・ギャラリー
1671-74年「ヴァージナルの前に座る若い女」 / ニューヨーク・ザ・ライデン
1669年「地理学者」 / フランクフルト・シュテーデル美術館
1658-59年「牛乳を注ぐ女」 / アムステルダム国立美術館
1670-72年「信仰の寓意(しんこうのぐうい)」 / ニューヨーク・メトロポリタン美術館
これだけの作品がパリに揃うのは
50年ぶりだそうです。
予約した時間に、すんなり入場できるのか
と思いきや、そうは問屋がおろさず、
1時間ほど並びました。
時間帯によってはルーヴルへの入場
および、セキュリティチェックでもさらに、
並ぶことになりますので、時間に、
余裕をもって、訪れましょう。
並ばずに入場できれば、それに、
超したことはありませんが、大人気の
フェルメールゆえに、予約があっても
並ぶことは避けられそうもありません。
しかし、入場制限のおかげで、人で
溢れかえって、絵画鑑賞どころではない
という状況は避けられ、混雑ながらも
それなりに鑑賞できる状況ではありました。
撮影禁止もやむを得ません。
時間をかけて、存分に鑑賞させて
いただき、満足できました。
Valentin de Boulogne(ヴァランタン・ド・
ブーローニュ)の企画展へも入場できますので、
あわせて、お楽しみください。
開催中にパリにいらっしゃる方はラッキー!
またとないこの機会をどうぞお見逃しなく。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を観るため、
オランダを訪れた時の記事は
こちら です。
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