
「ピカソ美術館」と名のつく美術館はスペインに3館、フランスに3館、
そして、ドイツとスイスに1館づつ、世界に計8館あります。
そのうちの1館、パリ国立ピカソ美術館が約5年におよぶ大改装を経て、
2014年10月下旬にリニューアルオープンしました。
ヨーロッパでは新しい建築物の完成や改修工事が予定よりも
遅れることがよくあり、3年計画で始まったこのプロジェクトも
計画変更などで大幅に遅れました。
待ちわびたリニューアルオープン、すぐにでも行きたかったのですが、
長時間並ぶことを避けて、少し、落ち着いてからにしようと
主人と相談していて、先日、ようやく行って来ました。
狙い目の時間帯はやはり開館直後。すでに列ができていましたが、
10分程の待ち時間で思ったよりもスムーズに入館できました。
収蔵品は亡くなったピカソの莫大な遺産に対して、
遺族が相続税としてパリ市に物納した芸術作品が約5,000点。
絵画だけでなく、版画やデッサン、彫刻や陶芸など多岐にわたり、
「青の時代」のものから最晩年の作品までかなり見応えがあります。
また、ピカソ自身が収集したルノワールやセザンヌ、
マティスなどの作品も展示してあります。
展示品の素晴らしさもさることながら、こちらの美術館、
17世紀のバロック様式の邸宅を改装していることから、
館内の装飾彫刻の美しさにもうっとりします。
元来、芸術家は情熱的なタイプが多いのかもしれませんが、
ピカソも作品に注ぐ情熱だけでなく、恋愛に関しても相当、
激しかったようです。
妻以外に何人もの若い愛人を作った恋多き男で、
愛人同士を戦わせて、自分を取り合うように
仕向けるような行動もしていたとか。
実は恥ずかしながら、私自身、子供の頃、いや成人してからも
ピカソの作品に魅力を見出せず、「私が描いた方が上手いのでは?」
などと恥知らずなことを思ったりもしました。
キュビスム を知らなければ、ピカソの作品を理解するのは難しいですよね。
しかし、美術に精通した主人のおかげで、少しづつですが、
作品の見方が変わってきました。
また、画家の生い立ちや人間関係、時代の傾向など
作品の描かれた背景を知ることで、理解が深まり、
美術鑑賞がより楽しめるようになってきました。
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◆ Musée Picasso Paris
| 住所 | 5, rue de Thorigny 75003 Paris |
| TEL | 01 85 56 00 36 |
| 開館時間 | 火-金 11:30-18:00 / 土日、祝日 9:30-18:00 |
| 休館日 | 月曜日、12/25、1/1、5/1 |
| 最寄り駅 | Saint-Paul①、Saint-Sébastien-Froissart⑧、Chemin Vert⑧ |
| Website | http://musee-picasso.fr/ |
