2019年オータムクラシック:初日からじゅうぶん、盛沢山 | 覚え書きあれこれ

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記憶力が低下する今日この頃、覚え書きみたいなものを綴っておかないと...

皆様

 

すでにオータムクラシックのニュースが流れ込んで来ていて、息も絶え絶えでいらっしゃることと思います。

 

コメントにもオフシーズンの羽生結弦関連ニュースの多さから「砂漠の洪水」、という絶妙なな表現を使ってくださった方がいらっしゃいましたが、今日からは一気に砂漠からナイアガラの滝、と化した感がございます。

 

私は本日(現地時間の木曜日)からようやくオータムクラシックの会場に乗り込んだのですが、昨日までの国際映画祭の記憶が吹っ飛ぶほどの活気でした。

 

まー、どんだけ今大会におけるメディアの注目度が大きいのか、は狭いメディアセンターでひしめくライターさんや、機材を抱えて右往左往するカメラマンさんたちの数で分かります。センター内の椅子は足りないし、空気は熱気で蒸すし、大変なことになっていました。

 

一方、階下のリンク裏でもイベントの進行につれ、活気が増して行きます。朝から女子の練習があり、アイスダンスの練習があり、「まー、パイパーちゃんとポールちゃんの衣装が素敵」などとガラス越しに見とれていると、昼過ぎ辺りからにわかに記者もカメラマンも、皆さん気もそぞろでホールに降りてきて、うろつき出しています。

 

あれ、これから何があるんでしたっけ、と私がすっとぼけたことを聞くと

 

「入りを待っているんですよ、入り

 

とおっしゃる。

 

あ、そうか、そうだったか。あの方の、入り、ね。

 

そして間もなくして颯爽と登場した羽生選手。一斉にバシャバシャとシャッターが切られる音、床にしゃがみ込んで一瞬たりとも逃すまいと撮り続けるカメラマンさんたち、その場にいることに意義がある、とでもいうように壁際に並んで見送るライターさんたち。(この時点ではコメントもインタビューも取れませんからね)

 

なんだか何度も観ている光景なんだけど、本当にこの注目度は尋常じゃない。そんな中で極めて温厚な笑みを浮かべて、柔らかい物腰でスタッフに接し、アクレディテーションを済ませる羽生選手。

 

すぐに軽いウオーミングアップを始めて、本格的な準備に入って行きました。

 

さて、そこから実は私はフォトポジションのくじ引きとかに従事していたので、いつものことですが、男子の練習を見ていません。

 

(話がちょっと逸れますが、今回はフォトポジションを全て、アイスレベルのショートサイドのみに集めています。それよりも高い所からの方が良いショットが撮れるのだけれど、と観客席の後ろから撮影したがっていたカメラマンさんにもご協力をお願いしていますので、一般のファンの方々にもフェンスの後ろに立って撮影することを遠慮してもらいました。練習の時よりも競技の最中はいっそう、厳しく取り締まりがあると思いますので、どうかご理解ください。他の観客の皆さんや、テレビカメラの邪魔になることを避けるため、というのが大きな理由です。)

 

 

リンクの外にいると歓声は少しも漏れて来ないので、中の様子が分からず、作業が終わって、下に降りたらもう練習が終わりそうな感じでした。

 

練習を終えて、裏に引き上げて来る羽生選手はテレビ朝日のインタビューに答えたあと、まずは翌日のSPのドロー会場へと向かいます。それが終わるとようやくミックスゾーンに案内して、囲み取材。

 

差し出される録音機器の数は二重にも三重にもなって、後ろの人は本当にお気の毒。メディア担当のスタッフでそれらを引き受けて、羽生選手の左右に立つことになります。

 

というわけで今日は皆さんの羨望の的となったメディア部署のボランティアのYちゃんです。

 

 

 

ミックスゾーンの取材が終わると、別のテレビ局の取材があり、またもや囲まれる羽生選手。けっこう長い間、喋っていたと思います。

 

私は遠巻きに見守っていたのですが、その時に誰かが背後で

 

「Oh, it's Javi!」

 

と叫びます。

 

え、ハビってあのハビ?

 

見ると鮮やかな緑の上着を着て、ちょっと日焼け気味のハビちゃんがニコニコと笑いながら「HI!」などと言ってこっちに向かって来るではないですか!

 

すみません、馴れ馴れしくて。でも彼のあの煌めくような笑顔を見ると、もう誰もが思わず、そう呼んでしまう気がするのです。

 

その後ろを歩いているのはデイビッド・ウィルソン氏。またどうしてこの取り合わせで、この会場に?(その後、ハビエルは今日、トロントに到着して、デイビッドさんと今シーズンのプログラムを振り付けするためにしばらく滞在するのだと判明しましたね)

 

ボランティアの受付のオバチャンたちも嬉しそうにハビエルに話しかけ、談笑しています。本当に人気者です。

 

取材が終わり、ハビエルが来ていることを知らされた羽生選手が嬉しそうに駆け寄り、二人がハグを交わします。これってメディアの皆さんには願ってもないシーンですよね?

 

それからもハビエルはトレイシー&ブライアンと再会を果たし、日本のメディアの取材を受け、しばらく会場で試合を観て行きました。中では気軽にファンの声にも応え、一緒に写真を撮ったり、サインをしたり。そしてまたすっと姿を消しました。

 

さて、そうこうしている内に女子の試合は進んでいきます。第二グループの練習が始まると、出口の近くにジスランさんが佇んでいます。日本のメディアからの取材要請が出ていたので声をかけ、今ならちょこっと話をしても良い、と言っていただきました。せっかくなのですぐに階下のミックゾーンに連れて行って待ってもらいます。

 

さあそこから急いでまた階段を駆け上がりメディアセンターに行き、記者の方々を集めます。無事に囲み取材が始まり、良いインタビューが出来ました。

 

紀平選手の演技を観たいというジスランさんは会場に戻り、私たちは演技を終えた選手たちの囲み取材の段取りをします。

 

紀平選手、メドヴェデワ選手、リム選手たちが取材を受け、大体、ミックスゾーンの仕事が終わりました。片づけをして、メディアセンターに戻り、聞き取りや翻訳のお手伝いをします。

 

全てが終わって、帰宅の用意が整ったのは18時半。まだ外は暖かく、日も照っています。そして会場の外にはすでに徹夜に備えて陣取っているファンの姿が見えました。

 

どうか無事に朝を迎えられますように。

 

あ、そして本日、会場にて声をかけてくださったり、お土産を渡してくださった皆さん、ありがとうございました。明日、また楽しくご観戦ください。

 

そろそろ寝ます。(明日はもうちょっとしっかりと出来事をメモっておこうと思った私でした。)