宮島の桜 2026 / 神の島に桜精が宿る -⑥
宮島の桜 2026、第6回目です。
さて、いよいよ佳境に突入し、写真も夕陽が射す時間帯となりました。
宮島桟橋前広場から歩き始めて、要害山、塔の岡と歩を進めて、前回は昇殿口付近での写真でした。
では、厳島神社へ入ります。
厳島神社は海上神殿なので、境内には桜の木はありません。
しかし周辺には点在しており、その麗らかな桜花と、平安社殿を合わせて楽しむことができます。
厳島神社創建から 1,433年、平清盛(たいらのきよもり)公によるリフォームから、858年の春。
朱塗りの平安建築と桜のコラボは、日本文化の原風景です。
それを身近に楽しめる環境に住んでいられることに、毎年のことながら感謝しかありません。
今年は駆け足での撮影(その割に例年より枚数が多い)でしたので、写真には撮っていないのですが。
宮島には飛鳥時代の建築様式を残した建物や、安土桃山時代の建築様式を今に伝える建物、江戸時代チックな建物などが。
まるでタイムトラベラーになったかのように、知能を刺激して楽しい雰囲気へと誘ってくれます。
その中心にあるのが、平安建築の真髄、寝殿造りの厳島神社と、その附帯建築群です。
厳島神社単体ではなく、平家一門による建築物群をまとめて、世界文化遺産へ登録されています。
世界遺産へ登録されている建築物群のみでなく、周囲には重要文化財に指定されている建物もあり。
宮島 弥山原生林は6,000年前に陸続きだった頃の、植物の分布が奇跡と呼ばせる植生群となっていて。
それら全てを一括りにして、世界遺産バッファゾーンに指定されています。
つまり、厳島神社の世界遺産は、平家一門による平安建築群とバッファゾーンを含めて、宮島のほぼ全島が保全の対象となっています。
それは、1168年の平清盛の社殿造営以前より、島全体が神域として守られてきたため、都市開発や伐採の歴史がほぼなかったことが、奇跡を守ることになりました。
古代の暖地性と寒地性の植物、そして原始植物が、海に囲まれた狭いエリアで同時に生き残っている、世界的に見ても植物学的に非常に稀有な存在です。
異なる気候帯に生息する食が、同じ場所に自生し、異環境の植物が同居と言う「植物の日本の縮図」とも称されます。
1913年、ドイツの世界的な植物学者 エングラー博士が「一生ここで住んで、ここで死にたい」と感嘆したほどの多様性を誇ります。
中には、″ミヤジマシモツケ″や″マツブサ(ウラジロマツブサ)″など、固有種と絶滅危惧種といった珍しい植物も群生しています。
これらの特徴から、弥山原生林は1929年に天然記念物、1996年には「紀伊山地の霊場と参詣道」などと共に、世界文化遺産登録の際に、保全エリアとしてバッファゾーンのシティされました。
そんな″奇跡の森″の表面の一部は、幻想的な美しさを奏でながら、春の訪れを謳歌します。
そして、毎年こうして散策ができ、写真に収めて、ブログへUPできる。
生きていてよかったな、広島人でよかったな、と、染み入るひととき。
あなたにも伝わっているでしょか、10,000年と1,000年が織り成す息吹を。
伝わっていればいいな。
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— 源 真琴 / Makoto Minamoto (@miyashima_0405) April 14, 2026
「宮島の桜 2026 / 神の島に桜精が宿る -⑥」
塔の岡から降りてきたら、厳島神社へ昇殿しました。
社殿は海上神殿なので、境内には桜はありません。
しかし周囲には多くの桜があって、神社と桜をコラボさせて捕りました。#宮島 #桜 #cherryblossom
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□ pic.twitter.com/6bM42GqoC6
アメブロアプリから写真をアップロードすると、有料会員でもやっぱり画質が劣化するので。
来年もそうするかどうかは分かりませんが、今年は桜の写真に限りX(Twitter)を貼っています。
16枚中、4枚ですが、クリアな画像をご覧頂けます。
尚、Xは更新が遅くなりますので、そこは御容赦くださいませ。












