115系 瀬戸内色ラストラン -① / 徳山駅にて
JR西日本の施策イベント「懐鉄」シリーズの一環として、消え行く国鉄型車両のかつてのデザインを、復元していました。
国鉄型特急電車の381系や、ローカル線用通勤型電車の105系、近郊型電車の113系と115系。
381系は観光協会とタイアップして、やくも歴代カラーが全てリバイバルされ、一時代の終わりを告げるイベントとして、大成功を収めました。
宇部線・小野田線を走る105系と、福知山線を走る113系は、もうしばらくリバイバルカラーで走るようですが。
山陽本線の115系は昨日、最終日を迎えました。
このクリーム色に青い帯という、広島 下関エリア独自のカラーリングは、1982(昭和57)年に登場し、三原~下関間を中心に長年親しまれました。
人件費や諸経費の削減のため、地域鉄道色化と言う美名で、黄色単色化が進められて、2015年5月をもって、瀬戸内色は根絶されました。
しかし国鉄型車両の老朽化が進み、車両の置き換え計画が進捗する中、懐鉄イベントの一環として2023(令和5)年10月、N-04編成がリバイバルされました。
リバイバル瀬戸内色は10月14日(土)の、下関 9:30発 岩国行き普通列車から運転を開始し、山陽本線 下関~岩国間で運転されてきました。
N-04編成が法定検査を迎えるにあたり、黄色単色へ戻されることとなって、11月15日の団体臨時列車を以て、最終運用を迎えた次第です。
N-04編成は9月30日20:10ごろ、 神代駅と大畠駅の間にある浦第に踏切にて自動車と衝突。
事故そのものは、自動車に乗っていた人も、列車の乗客41人も、けが人はいない模様ということで、23時頃に運転再開となっています。
が、N-04編成は自走できるものの修理が必要な状態で、下関総合車両所本所にて修繕を受けており、営業運転残り日数のカウントダウンが既に始まっている現状。
現状はどうなのか?と誰もがやきもきしていたところ、10月10日に修繕完了確認のため、構内試運転を実施しました。
こうして残り1ヶ月間、再び瀬戸内色のN-04編成は営業運転へと帰ってきました。
通常仕業による営業運転は11月14日で終了しており、15日はラストランツアーの団体臨時列車のみの運転でした。
下り側貫通扉は既に塗装が劣化していましたが、今回の修繕で美しく修復されており、ラストランにふさわしい様相の出で立ちになっていました。
N-04編成は徳山駅の留置線で留め置きされており、新幹線から在来線乗換コンコースからと、改札口を出て自由通路から、まずは俯瞰で撮ります。
4番のりばからも、留置線のN-04編成を少し撮ったら、入線側のホーム端へ移動しますが、そこは既に獣のように群れ集りができていて。
私はいつもの如くその風景が狙いなので、やや離れて入線を待ちます。

入線は14時ジャストで、発車まで16分の時間があります。
列車が到着すると、ツアー参加の人や見送りの人が右往左往と往来し、しばし賑やかな3番のりばとなりました。
賑やかなとは言え、騒がしかったり耳障りだったりといったことはなく、終始穏やかな活気に満ちてのイベントでした。
写真は人が入らないように撮っているので、閑散としているように見えますが、パニックが起きるほどの人数でもないものの。
やはりそれなりに人出はありました。
かつて当たり前な存在だった瀬戸内色の電車ですが、今再び出会えての約2年間。
またこうして見送ることへの感慨深さはありますが、それは次回に語るとして今回は一旦、ここで跡切れとなります。
写真の枚数が多いので、半分コにした次第です。
瀬戸内色 115系 N-04編成は、何事もなく14時16分定刻で、汽笛一声発車をして行きました。
まぁ汽笛というよりタイフォンですが、短めに運転士さんが吹子させると、瀬戸内色は颯爽と最後の旅路への出立でした。
-安芸もみじ⛩️広島-














