2月も半ばになりました。
そう言えば、3年前の今頃、当時の上司に退職の意思を伝えました。
確か、月曜日だったような、、、

退職理由は、息子との時間を優先させたかったから。
今、しっかりと息子と向き合う時間を取らなければ、私は一生後悔すると思ったから。

なぜ?
なぜ、私は後悔すると思ったのか?


実は上司に退職の意思を伝える前の週末、私は友達と食事をしました。
当時彼女は私がすぐ会える距離にいる唯一の専業主婦で、2人の小学生の子どももいました。
「専業主婦ってどんな生活なの?」、「小学校に上がるとどうなるの?」って素朴に聞いてみたかった。
この時はまだ、「会社辞めたらどうなるんだろう?」ぐらいにしか考えていませんでした。

食事をしながら、彼女のこと、彼女の子ども達のこと、自分のこと、、、色々話しました。
話しているうちにやっぱり涙が出てきていました。
そして、自分の中のある感情に気づいてしまいました。

両親が飲食店を経営していたので、私も筋金入りの保育園児でした。
母は生後50日から保育園に入れて働いていました。(今なら法律違反ですかね?)
命がけで、一生懸命、本気で働く両親の姿は、やはり私に大きな影響を与えました。

「女性は結婚しても、子どもができても働くのは当たり前」
だから私は社会に出てからも迷いなく突き進むことができました。
育休中も会社に復帰することばかり考えていました。

「子どもも親の仕事に協力する」
この価値観を崩すことが、私にとってはかなり難しかったです。
息子が病気をする度に
「なんで、熱を出すの?(私はそうじゃなかったのに)」
「なんで、私の仕事を邪魔するの?(私はそうじゃなかったのに)」
って思っていました。
息子が寂しがって泣いていると、
「なんで、甘えてくるの?(私はそうじゃなかったのに)」
「なんで、すぐ泣くの?(私はそうじゃなかったのに)」
「なんで、寂しいって感情が出せるの?(私はそうじゃなかったのに)」
って思ってました。

そう、私は「共働きの親にとっていい子」だったのです。
私の中でいつも「親の仕事」が最優先でした。
だから保育園の時に、「お願いだから、最後から2番目にお迎えに来てね。」としか言えなかった。
だから小4の時に、体育の授業で腕を複雑骨折をしても、親を呼ぶことはせず、電車で1時間半かけて自分で帰ってきてしまった。
親を困らせたくなかったから。

私は無意識のうちに、息子にも「共働きの親にとっていい子」を強いろうとしていたのです。

友達と話していて、色々な感情が大粒の涙と共に一気に噴き出してきました。

私はやっぱり寂しかったんだ、、、
私はやっぱり息子に毎日「お帰り!」って言いたい!
仕事を最優先にしてしまう私は、息子のいい面を潰してしまうかもしれない、、、
私は息子を“子どもらしく”育てたい!



「会社を辞めよう!」
もう即決でした。
スイッチ、ガーン!
ギア、トップ!
帰宅して、すぐに夫にも話しました。

翌週、すぐに上司に退職の意思を伝えました。
ありがたいことに上司は私が仕事を続けられるように色々動いてくれました。
でも私は退路を断たなければ、何も変わらないと思い、退職することにしました。

ただ退職時期は、途中で当初の予定より1カ月遅らせました。
往生際の悪さと、やっぱり仕事が好きだったからですかね(笑)
 
後日、母親に退職することを電話で伝えたら、
「ええんちゃう。よー、決断したねー。ほんま、よー、やったよ。あんたの人生やで。」と言って、一緒に泣いてくれました。