08今日の書き下ろしコラム、更新しました!!

 

恐怖症

 

Mitsu Hypnosis NY LLC

 

催眠療法には恐怖症の患者さんがよくお見えになります。恐怖症というと難しく考えがちですが、私は強迫観念症のひどいものというような捉え方をしています。強迫観念症ならわかりやすいですよね。例えば1日に何度も手を洗うなどの行為を繰り返します。これは不安から来ています。そして手を何回も洗うからと言ってこの方がきれい好きとは全く限りませんね。全く歯を磨かないような人でも手を何回も洗ってしまうのでこの行為は自分の衛生面や人となりとは関係ないことが如実に伺えます。

 

この場合何かの不安要因があり、それが手を洗うという行為で緩和されるという認識を得たものだと思います。つまり手を洗えば自分は大丈夫という認識にどこかで達したと言えます。その不安と手を洗う行為の緩和がどこでどういう風に結びついたのかは複雑なところに属しましね。人間の心とは本当に複雑なものです。

 

恐怖症もだからこの恐怖の対象となるものとその人の人となりがあまり関係ない場合が多いと思います。例えば蛇。蛇が怖いというよりもこの蛇が与えるイメージ。この蛇がその特定の人によって意味するものが問題になってきます。例えば、虐待された時に聴いた音楽。どんなに楽しい音楽であってもその音楽を聴くと恐怖が湧き上がってきますね。この音楽がこの人にとってどういう意味を持つかが重要になってきます。

 

私はゾンビが怖かったのですが、これもゾンビというものが私に与えるイメージが問題だったのです。ゾンビというのはどんなに生前良い人であってもゾンビになってしまえば人を襲う、その変わり身が人に対する不信感のようなものと重なって私に恐怖を与えていたのです。何年も前ですが、ゾンビが裏庭の塀を登ってくる夢を見たことがあってその恐怖は忘れられません。

 

でも催眠療法で負のエネルギーを落としていくうちにゾンビの悪夢も拒否感もなくなってきました。催眠療法では打倒ゾンビで治療した事はないので結局、人間関係などの考え方の改善でゾンビを克服したと言えますね。もちろん、ゾンビ、今も好きではないです。でも恐怖症とは言えないレベルですね。

 

色々なもののイメージが恐怖を作り上げます。実際に相談を受けた件で規則的に空いているたくさんの穴、例えば蜂の巣のような、それの恐怖症の方などもいらっしゃいます。人間は自然にこの規則的に空いたたくさんの穴に不穏な感情を覚えるように出来ているのだそうですが、その不快さと何かが結びつくとこのように恐怖症を引き起こします。こんな時はパターンの入ったドレスなどは着ていけませんね。患者さんはきっと気になってそこから目を離せないと思いますね。

 

飛行機恐怖症だった方が実は原因は姑さんとの仲の悪さだったり、結局恐怖症もただの心の悩みなわけでこう考えると特別なことはあまりないのですよね。あなたも恐怖を克服してみませんか。

 

素晴らしい宵を!!