🌙恋は月夜に香る
月を見ると
思い出す恋がある。
もう二度と戻らないのに
匂いみたいに
記憶だけがふっと蘇る。
そんな
記憶を綴っています。
毎夜21時台に更新中!
※ほぼノンフィクションですが
少し手を加えています
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蒼井美月(あおいみつき)
▪️過去3000本以上のコラムを執筆
▪️職業:作家
▪️ライター業では書けない、血の通った文章を書きたくてこのシリーズを書き始めました。
【猫の匂いがした彼】
登場人物
亜希:18歳
ケイ:22歳
ケイが私の実家で一緒に暮らしたのは
一ヶ月あったかな?というぐらいに短かった気がする
仕事が決まったタイミングで、ケイは自分の家に戻った。
その一ヶ月の間は
前にも書いたように、私の記憶にはほとんど残っていなくて
なんなら、ケイが実家に居候していたことも
実はケイ本人から再開後に実は聞いて思い出したぐらいだった
その一ヶ月の間に
修行に出ていた間、ずっと気にしていたという
私のおばさんに一度会いたいというので
会う機会を作った。
おばさんの大腸がんの回復を
修行中はずっと祈っていたそうで
それを本人にも伝えたいってことだったのだけど・・
正直
宗教なわけで、いきなりそんなお願いをしたところで
本来は断られてもおかしくない
実際おばさんは
少し怪訝になりながらも
姪っ子のわたしが言うのならと、なんとか承諾してくれた感じだった
ケイはおばさんに会うと
自分が3ヶ月どんなふうに過ごしてきたのか
そして、その想いと祈りをどうか伝えたいと話し
おばさんに想いを授けていた。
実際には
それがおばさんにどう伝わったのか
私にはわからない。
でも
そのあとおばさんは大きな手術を超えたものの
25年何もなく今も生きている
当時
深刻な状態と私も聞いていたので
正直なところ、回復したのはそのせいなのか?と聞かれたら・・・
私には答えようがないけれど・・
当時の何の免疫もない私には
それが魔法のような真実としか受け取れなかった。
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