2019年夏に
会社の3分の2を事業譲渡しました。
10億規模の譲渡ですが
仲介の方々と色々ありすぎたので
誰も信用できなくなりました。
あれから私は鉄壁の守りを固めようと
とにかく勉強し、ありとあらゆる方法で
絶対に潰れない会社にしました。
今や創業以来、26年間で過去最高益ですが
今年は年収1000万を超える人もいます。
新卒や新入社員の最低給与は25万〜で
サービス残業などもありません。
飲食店あるあるの月間労働時間数300時間など
一切なく、規定労働時間は177時間程度です。
ですが5年前の事業譲渡時は
売上が数億まで落ち込み
譲渡額は5億前後の予定でしたが
結局、税抜1億数千万になりました。
事業分割で、年商10億。
キャッシュフロー1億の事業体でした。
M&Aをやられる方は分かると思いますが
世間一般で言われる売却額の目安は
キャッシュフローの3〜5倍です。
色々あって
異常に低い額になってしまいました。
かつ、各店舗に入れていた
家賃の保証金は
通常、返金される契約が多いのですが
それも込みでした。
それだけでも数千万。
わたしの無知が悪いです。
脇も甘かった。
断っておきますが
これは交渉ごとであって
自分自身の無知によるものなので
誰も悪くないです。
完全に私の責任。
借入も、全額返済の予定でしたが
譲渡額が足りず、返済できませんでした。
借入は半分以上も残り、売上は激減しているのに
返済は何億も残っている状態。
年商とほぼ同額の借入が残りました。
経営者なら分かると思いますが
この状態はもう完全に詰んでます。
しかも、利益率が高い店舗を集めて譲渡したので
残っている店舗は営業利益8%とか
赤字のお店もありました。
利息を返すだけで精一杯。
「こんな会社で給料上がるわけないじゃん」
と、言われ
残ってくれた社員を
引き抜こうとする人もいました。
でも、1人も行きませんでした。
いまでも。
そんな地獄のような時に
2020年、コロナが来ます。
ここで吹っ切れました。
全員、同じスタートラインになったら
絶対勝てる。と。
みんな売上が激減し
みんな借入が重く
みんな利益を出せない状態。
全員が同じスタートラインに立つなら
負けるはずがない。と思いました。
理由は簡単です。
みんながコロナ中に
「いまどうするべきか?」を考えている時
私達は、その前からピンチだったので
「いまどうするべきか?」はもう考えてありました。
なので、私達はコロナのスタートラインから
トップスピードで走り出せた。
スタートダッシュ。
みんな横で準備運動してたり
走っていいものなのか?と
コロナのスタートライン付近で迷っていましたが
私たちは「走るしかない」状態だったので
他社が止まってる時、全速力で走っていました。
そう考えると
やれる手は無数にあって
私たちにとって「コロナ」は
好機でしかありませんでした。
そこから、コロナ明けの好景気を見据え
コロナ中、ありとあらゆるところに種を蒔き
「いまどうするべきか?」より
「先にどうなってたいか?」を
誰よりも先に考えていたと思います。
その時に撒いていた種の数々が
コロナが明けた瞬間
続々と芽を出してきました。
それらは、いま、弊社の主力収益たちです。
1店舗、月商1000万〜1800万の店舗が
続々と出て
営業利益率が30%近い店舗も生まれ
会社全体の年間利益率も15%を超えました。
「給料を爆上げしても」です。
いまの給与水準で
年間利益15%は
飲食の法人企業として高い方だと思います。
(個人だと余裕)
思い起こせば
5年前の地獄の時。
ある2人と
沖縄市の場末の焼肉店に行きました。
女王みなみと
12月から営業本部長になるみゆじです。
この2人と5年前の焼肉店で
「5年で会社を必ず盛り返す。
だから一緒に付いてきてくれ」
と、頼みました。
「心配しなくていいっすよ。また皆んなでやり直せばいいじゃん。」
って言ってました。
本当に救われました。
あれからピッタリ5年目。
先日、3人で飲みに行きました。
「な?5年ピッタリで約束守っただろ??」
って言ってやりました。
彼らに恩返しができたかどうかは分かりませんが
2人ともニコニコしてました。
わたしは、2019年から
今年(2025年)を区切りと決めていました。
2025年から逆算して
やるべき事を全てを決めてきた。
もう少ししたら
結構大きめの発表をしますが
今年がわたしの区切りです。
約束も守ったし。
次は26年一緒のセントラル長
ひでくにと飲みにやな。
女王みなみとは
別で新しいことでも始めようかな。
って思っています。
もはやビジネスというより
これやったら面白そうじゃね?
っていう
肩の力が入ってないぐらいが
これからはちょうどいいです。
みんなの人生が
豊かになるといいね。

