「にげー!」
「苦くて食べれなーい!」
「生ぐせー!」
「なんかコレ、キモーイ!」
「別なの作ってよー!」
姉とオラが言えばいう程ナポリッタンから遠ざかっていたような気がする。ばーさまはかなりのひねくれ者だったからね。文句ばっかり言ってたさんまの肝焼きなのに、今はばーさまが作っていた物よりもっとドギツクテ苦い肝焼きを作って食べるようになっている。
確実に大人の階段を上り切ったのだな。ウム
え?何?さんまの肝が食べれない?画像がグロくて気持ち悪い?ノンノンノンノン!お嬢さん、そんなこと言ってないで、大人の階段上っておいでよ。ほら、ガラスの靴をあげるから。苦いと感じるのは、「子供が毒に気付くように」とオラたちの身体が作られているから。子供の頃食べられなかった物も、試してみると食べられるようになっていたりするんだよ。
なんて言われてもさー、無理な物は無理なんだよねー。こういうのを好む人は最初から決まってるよーな気がする。現に、「にげー!くせー!」などと言っていたのは、肝焼きよりもハンバーグやナポリッタンを食べたかったからであって、本当は「案外美味しいな」なんて思っていたんだから。ばーさまが好んで飲んでいた甲州ワインをちびりちびりと盗み飲みしながら、肝焼きを味わっていた記憶がある。子供の頃のオラは大酒豪で、小1のお正月に日本酒をジョッキで2杯飲んだという記録保持者だ。ばーさまが滞在している時は、甲州ワインを毎晩楽しみにしていた。まさか、そんなオラが今になって飲めない体質になるとは思わなかったけど。
これ、作り方は超簡単す。調味料の配分は1:1:1。醤油も、お酒も、みりんも1。漬けておく容器に合わせて入れればいい。けど、1尾で作るってのはちょっと肝が足りないから、せめて2尾は使いたい。
今から、さんまのオドロオドロシイ画像が出てきますので、苦手な方はスクロールしてね。
肝の取り方なんですけど、ちっとも難しくないんです。頭をブスッと切らないようにして、上から真ん中まで切り、次にひっくり返してまた半分まで包丁を入れ、肝をすーっと取り出します。
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いーですかー?
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いきますよー!
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はい!
しょぼ。
マンガのようだ。こんな風に簡単にすーっと取れます。肝にくっついている胃袋があるのでそちらは外しておきます。明らかに、何やら砂のような物が見えるので解ると思います。胃袋には大抵、獲物のウロコや骨が入っているので、間違って割るとかなり食感が悪くなります。
取り出した肝は、包丁の背で削いで軽く叩きます。次に保存容器やボールにあけて、調味料を同割で入れます。お箸か泡だて器などで撹拌してさんまを漬け込みます。すぐ食べない時は、2時間ほど漬けたらタレからあげておきます。肝醤油は捨てずに取っておいてください。
普通は、ここに生姜の千切りなどを入れるのですが、オラはさんまの臭みを消すような、そんな勿体ない事はできないだよ!さんまの生臭苦いところが大好きなのだから~。この画像では解り辛いかもしれませんが血合いの部分と心臓も一緒に漬けています。
漬け込み時間はまちまちですが、20分~2時間程度です。2時間以上だと塩っ辛くなり過ぎます。でも、あまり浅いと味気ないので、肝醤油をハケで塗るなどします。なんか面倒でしょ?それに、付け焼きだと、結構肝醤油が残って勿体ないんですよ。だからね、オラは、さんまはグリルで焼いて肝はフライパンで煮詰めるだ。さんまをフライパンで焼くと豪い焦げるので、グリルで焼いています。グリルでもお醤油漬けなので焦げ易いですけどね。
この肝をつまみに日本酒をくいっと、冷した赤ワインをスッと・・・してたはずなんだけどなー。お酒飲める方は肝焼きで1杯、楽しんでみて下さい!今年は豪くさんまが高いようですが、もうちょっとで根も落ち着くのでは?それほど食べたい!と思うお魚ではないんですが、押し寿司、肝焼き、1回だけは塩焼きで、と何となく儀式のように頂いてます。
ばーさまの肝焼きは、もーちょっと甘みが強かった気がします。あとね、味噌焼きってのも美味しいんです。こちらは、薄ら塩をしてしめたさんまを焼き、半分くらい火が入ったらその上にだし入り味噌とネギ、または針生姜を混ぜたものを伸ばし乗せて焼くんです。これは絶対に日本酒が合う!肝を取り出しながらお味噌と混ぜて頂きます。これも、ばーさまのは少し甘みを入れてました。
さんまの苦み、案外もう平気になっているかも知れやせんぜ?宜しかったらお試しをー。
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いつもの方も、いつもじゃない方も、ありがとうございます!

肝焼きで、飲み過ぎないでねー!!
そいじゃあしーゆー!また来てね~♪
――――――――――――――――――――― written by-missりんこ。



