インストラクター試験が近いので、本日はマニアック問題を。
受験生のみなさま、力試しにお役立て下さい(*^^*)
今後、もしセラピスト学科を受験することになった際も、
何より今後アロマと長く付き合っていく上でも、
使いつづけるであろう化学の基礎です。
受験生じゃないみなさま、よかったら
「ほほ~、こんなわけなのか~」と、
ちらっとのぞいてみてね。
そしてアロマやさんのみなさまも、
ぜひ復習にお役立て下さいませ。
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【問】精油成分について正しいものを1つ選びなさい。
A:モノテルペンは揮発性が高い。
B:ジテルペンのほうがモノテルペンよりも分子が小さい。
C:セスキテルぺンはイソプレン骨格2つから成っている。
D:テルペン類は酸化しにくい性質を持つ。
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ちっちっちっちっちっ・・・(←シンキングタイム的な音)
正解は~~~?
↓
↓
↓
A でした!!
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解説だよ
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クリック拡大してご覧くださいませ。
イソプレン骨格(C5H8)を基礎とするテルペン類。
基本的に重結合があり、変化しやすい性質を持ちます。
重結合ってのは、
ほんとなら別に一箇所でもくっつけるんだけど、
暫定的に二か所以上でくっついているとこ。
(図の★のような部分です)
一箇所でくっつこうとなったとき余る部分に、
ほかの分子をくっつけられるから「変化」しやすい。
たとえば酸素がくっつくなら「酸化」します。
イソプレン骨格(C5H8)が2個くっついて
炭素が10個になったのがモノテルペン。
この「モノ」はラテン語で「1」のことです。
モノクローム(1色)とかモノローグ(独白=一人でしゃべる)とか
モノラル(一方からだけ音が出る)とかの、モノ。
その2倍の炭素20個がジテルペンなんだけど、
「ジ(di)」はラテン語で「2」です。
現代残ってる使いかたが少なくて
ジレンマ(2方向からの板挟み)とか。
「d」だけ残ってる言葉の方が多いな~
ダブルとかデュエットとか。
なので、モノ(1)テルペンの2倍がジ(2)テルペン。
間の炭素15個がセスキ(ラテン語で2/3)テルペン。
当然10個より15個、15個より20個の方が大きいです。
ということは、
一番ちいさいのは10個のやつで、
ちいさいということは軽い、軽いということは飛びやすい。
つまり揮発しやすい。
さて、最初ひつじやはこれらのことを
「今後アロマと長く付き合っていく上で使い続けるであろう」
と、お話しましたが、
どのへんが、かといいますとね。
たとえばオレンジって、トップノートで、
香りがスピーディに感じられて、消えるのが早い。
なぜならオレンジ精油の成分は多くの場合9割以上がリモネンで、
リモネンてのはモノテルペン炭化水素なんです。
つまり、小さくて軽くて揮発性が高いんです。
だから、香りの分子が
早く届いて、早く消えるの。
加えてオレンジといえば、
「早く使いきった方がいいですよ精油」の代表です。
9割以上がリモネンつまりモノテルペンということは
先に述べた重結合を含む分子で出来ていて、
あわよくば酸素とくっつきやすい。
つまり、酸化しやすい。
だから、早く使いたい。
っていうふうに、精油と付き合っていく上で
「なんでこうなるのか」「なんでこうするのか」が
つまっているのが化学だと思います(*´艸`*)
WSなどで、直接お客さまに、
その仕組みをご説明する機会はとても少ないです。
でも、なんか精油との付き合い方がスッキリするの。
人前で「オレンジは早めに使い切ってくださいね~」と
おはなしするときも、スッキリ、はっきり話せる気がします。
そして不思議なことに、嬉しいことに
そのスッキリ気分をお客さまが受け取ってくださる、気がします。
わたくしごとを、すこし。
この9月、わたしの大切な後輩がインストラクター受験に臨みます。
彼女はひつじやのお客さまなのですが、
一人のアロマつかいとして歩む彼女の真剣さに、尊敬の念を込めて、
同じ道を歩むものとして後輩と呼ばせていただきました。
わたしはこのブログでも何度も書いているように
「資格」は「結果」であり、
大切なのは「学ぶこと」そして、
学んだ内容を「活かすこと」だと思っています。
彼女は1級受験のときから、それらをとても大切にしていました。
なので、インストラクター資格取得の暁には
学んだことを活かして、
「学ぶことの楽しさ」を
「活かすことの大切さ」を伝えられる講師に、きっとなります。
そう思えることが、とてもうれしいです。
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●アロマテラピーとは、精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法です。
●精油とは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材です。
(公益社団法人日本アロマ環境協会の定義より)
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・原液を直接肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
・目に入らないように注意しましょう。
・3歳未満の乳幼児には香りを嗅ぐ使用方法、すなわち室内芳香以外はおすすめしていません。
3歳以上の子供でも、大人より少ない量・濃度で精油を使用することをおすすめします。
・アロマランプやアロマポット等の火気には十分お気をつけ下さい。
・アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。

