「あなたに医師がいないとすれば、
つぎの3つのもの、つまり、快活な心、休息、適度の食餌が
あなたの医師となるであろう」
↑これ。
いまから1000年近く前に書かれた文言です。
その簡潔さ、普遍性、真剣さに感動します。
「アロマのとびら」の予習にと、こんなのを読んでました。
「『サレルノ養生訓』とヒポクラテス―医療の原点」
大槻 真一郎 コスモスライブラリー
「サレルノ養生訓」というのは
アロマテラピーの歴史を勉強すると必ず名前だけは聞く書物です。
情報交流に関する規制が多かった時代に、
いろんな文化に由来する、
心や体に関する最先端の知識を学べた街、イタリアのサレルノ。
そこで書かれた、健康に関する説明書が「サレルノ養生訓」。
この本では、その原典の全訳を読むことができます。
ラテン語の原文まで載ってるよ、すごい!!
著者の(故)大槻真一郎さんは、
ほかにもテオフラストスの「植物誌」など、
「アロマ検定の教科書で名前は見たことあるけど、
なんだっけ?」になってしまってはもったいない本の
翻訳・監修をさまざまされています。
考察部分を読んでいると、
とても真面目で穏やかな方だったんだろうなあと感じる。
優しい先生の授業を受けているかのようで、とても読みやすいです。
「サレルノ養生訓」の全訳が現代に読めることも、
この方のお話が時代を超えて読まれることも、
なんだかうれしいなあ。
ネットを見れば情報があふれていて、
けれど「●●らしい」と不確かだったり
出典がはっきりしないものも存在している時代、
原典に触れられるというのは、
しみじみ幸せな時間に思えます。
もちろん昔の本だから、
「今ではこれは一般的じゃないなー」ということも書かれています。
けれど、なんだかそのことこそが、
時代を経て世の中が変化してきたことを示しているし、
当時の人々が真剣に考えていた内容に思いを馳せられるし、
時代を経て変わるものと、なおも変わらないものがあることを見せるようです。
読んでいて、わたしが大好きになった一節をご紹介します。
現代のわたしたちが
「朝は交感神経のスイッチを入れよう、夜はゆったり副交感神経を」
と言っていることに、しっかり根っこがつながっていて、
当時の人々の想いが映し出されているようで、
そして、詩のように、美しい。
「朝起きたときには、冷たい水で目と手を洗え。
適度に、あちらこちらに歩き回り、手足を伸ばすようにせよ。
髪をすき、歯を磨け。
そうすれば頭はすっきりし、残りの部位も引き締まってこよう。
温浴せよ。食後は立つか歩くかせよ。しかし体は冷やさぬように。
(水の湧く泉、水の鏡、草の緑、これらのものは眼を元気づけてくれる。
朝には山を見、夕べには泉の水を見よ。)」
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明日7/20(木)は15:00-16:30、
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●アロマテラピーとは、精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法です。
●精油とは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材です。
(公益社団法人日本アロマ環境協会の定義より)
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・原液を直接肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
・目に入らないように注意しましょう。
・3歳未満の乳幼児には香りを嗅ぐ使用方法、すなわち室内芳香以外はおすすめしていません。
3歳以上の子供でも、大人より少ない量・濃度で精油を使用することをおすすめします。
・アロマランプやアロマポット等の火気には十分お気をつけ下さい。
・アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。
