こんにちは青い鳥
八戸市のかわいいアロマ ひつじやです羊

 

 

「物語と香り」をテーマに、毎回一つの精油を取り上げ、
香りの登場する本や音楽、映画とともに

アロマクラフトを楽しむシリーズ「アロマのとびら」。

 

TSUTAYA八戸ニュータウン店の

オープンとともに開講させていただき、

おかげさまで来月、30話目を迎えます。

 

 

子どもの頃から本屋さんが大好きだったひつじやは、

八戸に大きな本屋さんができることが嬉しくて嬉しくて、

 

しかもTSUTAYAさんが掲げていたコンセプトは「出逢い」で。

 

本や映画や絵や音楽、たくさんの物語にあふれたこのお店で、
「物語」と「香り」と「人」が出逢うためのとびらをつくりたい、

そんな思いで企画しました。

 

 

はじめての試みで、最初は不安もありましたが、

楽しんでくださるみなさまがいらっしゃるから、

ひつじやも、とても楽しく続けてくることが出来ました。

 

ほんとうに、ありがとうございます。

 

いつか、アロマのとびらを一冊の本にまとめるのが夢です。

 

 

アロマのとびらはこれからも続きますが、

30話分の記事があちこちにあるので、

読みたいお話を見つけやすいよう

リンク式の目次を作ることにしました。

 

各話、それぞれ3回以上の開催レポがありますが、

物語について一番詳しく書いた記事にリンクしてあります。

ものによっては「精油図鑑」に飛んだりします。

 

 

各話のタイトルに、

物語に登場する「香りを感じる一文」を添えて。

 

 

 

:-:+:-:+:-:+「アロマのとびら」目次:-:+:-:+:-

 

第 1 話 「檸檬」のバスボム

ふかぶかと胸一杯に匂やかな空気を吸い込めば、

ついぞ胸一杯に呼吸したことのなかった私の身体や顔には

温い血のほとぼりが昇って来てなんだか身内に元気が目覚めて来たのだった。

 

第 2 話 「はらぺこあおむし」のミントバーム

つぎのひはまたにちようび。 あおむしはみどりのはっぱをたべました。

とてもおいしいはっぱでした。 おなかのぐあいもすっかりよくなりました。

 

第 3 話 「赤毛のアン」のゼラニウム化粧水

いつか本に、ばらはたとえほかのどんな名前でもおなじように匂うと

書いてあったけれど、あたしどうしても信じられないの。

 

第 4 話 「グレープフルーツ」のみつろうキャンドル

想像しなさい。千の太陽が いっぺんに空にあるところを。

 

第 5 話 「時をかける少女」のラベンダーディフューザー

-なんだったかしら?このにおいをわたしは知っている。

- 甘く、なつかしいかおり……。いつか、どこかで、わたしはこのにおいを…

 

第 6 話 「ゴッホの糸杉」のアートルームコロン

他のどんな色も考えられない。

青に向かって、 正確に言うなら青の中で 糸杉は見られなくてはならない。

 

第 7 話 「蜘蛛の糸」サンダルウッドの香りとあかり

その玉のような白い花は、御釈迦様の御足のまわりに、ゆらゆら萼を動かして、

そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、

絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽ももう午に近くなったのでございましょう。

 

第 8 話 「長いお別れ」のジュニパーデオドラント

本当のギムレットはジンとローズのライム・ジュースを半分ずつ、
他には何も入れないんだ。

 

第 9 話 「55歳からのハローライフ」のベルガモットロールオン

ゆずに似た渋みの隙間から、すり抜けるようにかすかな甘酸っぱさが立ち上がってきて、

香りが見え隠れするようだと思う。その繊細さが好きだった。

 

第10話 「マドンナ」のパチュリクリーム

人生は 分からないことであふれてる

その中で誰もが 自分の足で立たなきゃいけないの

 

第11話 「スカボローフェア」のローズマリーリース

スカーボロウ・フェアに行くのかい?パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム

(戦いの大砲が鳴り響き 緋色の服をまとった隊群は炎に包まれる)

 

第12話 「チェブラーシカ」のオレンジピロー

過ぎ去った時を残念に思うけれど 未来はもっと素敵だよ

 

第13話 「クリスマスキャロル」のフランキンセンス

わがもちきたれる乳香ささげて いとたかき神ともにたたえん

 

第14話 「ピーターラビット」のかみつれクリーム

きのどくに、ピーターは そのばん、おなかのぐいあが よくありませんでした。

おかあさんは ピーターをねかして、かみつれをせんじて、

ピーターに 1かいぶんのおくすりをのませました。「ねるまえに 大さじに 1ぱいですよ。」

 

第15話 「ドリームタイム」のティートリースプレー

ドリームタイムには、人間だけがこの世に存在していた。

人間たちは、 何かのできごとがあってのちに、

ある者は、太陽や月に、 山や川に、そしてある者は、さまざまな生き物に姿を変えた。

 

第16話 「星の王子さま」のローズトワレ

あの花のいうことなんか、とりあげずに、することで品定めしなけりゃあ、いけなかったんだ。

ぼくは、あの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。明るい光の中にいた。

 

第17話 「くまのパディントン」のママレードジェル

「ぼく、ママレードを食べてたんです。」と、クマは、いささか自慢そうにいいました。
「ママレードはクマの大好物ですからね。
ぼくはこれを持って、救命ボートのなかにかくれていたんです。」

 

第18話 「銀河鉄道の夜」のアロマ石

「何だか苹果の匂がする。僕いま苹果のことを考えたためだろうか」

カムパネルラが不思議そうにあたりを見まわしました。

 

第19話 「ユタとふしぎな仲間たち」の梅雨入りサシェ

その雨は、ペドロのよげんどおり、長雨になった。

村には、毎日セメント色の雨がびしょびしょと降りつづき、

雨がひと休みするあいだは、濃い乳色の霧が立ちこめて視界を閉ざした。

 

第20話 「五月ばかりなる頃」のランドリーアロマ

節は、五月にしく月はなし。

菖蒲、蓬などのかをりあいたる、いみじうをかし。

 

第21話 「西の魔女が死んだ」のハーブ虫よけ

紫色のキャベツの外葉に注がれたハーブティーは、くるくると透明な琥珀色の玉となって揺れた。

眠っていたような青虫やアブラムシはあたふたと逃げ出した。

まいは笑いながらそれを見つつ、ずーっとあの場所のことを思っていた。

 

第22話 「マドモアゼル・シャネル」のイランイランバス

No.5、そう、あれは私の待ち望んだ香りでした。

他のどの香水とも違う。女性の香りがする、女性の香水。

 

第23話 「食堂かたつむり」のビスケットワックスバー

少しずつ、ふとんの中にはさわやかなラベンダーと

ビスケットの甘く香ばしい匂いが広がっていく。

ウサギの体に触れたまま、静かにそっと目を閉じた。

 

第24話 「ヘンゼルとグレーテル」のオーブンクレンザー

小さなおうち クッキーやトルテで 高いやねはできていて
まどは ほんものの まっしろなおさとう みずみずしいブドウが 軒さきに並んでいて
すごい!まわりに見えるのは レープクーヘンのフェンスだ!

 

第25話 「プルースト」のマドレーヌ石けん

お菓子のかけらの混じったそのひと口のお茶が口の裏にふれたとたんに、
私は自分の内部で異常なことが進行しつつあるのに気づいて、びくっとした。
そのとき一気に、思い出があらわれた。

 

第26話 「アラビアンナイト」のオイルランプ

あらゆる種類の香料と選り抜きの薬味、麝香、竜涎香、薫香、

樹脂状の乳香、安息香及びあらゆる花の精油もございます。

 

第27話 「星新一」のユーカリソープ

「木を植えることです」

「どういう木がいいか」

「早く育つのがいい、ユーカリなんか」

 

第28話 「オフィーリア」のフラワーバスソルト

これがマンネンロウ、思い出の花。ね、お願い、私を忘れないで。

 

第29話 「太宰治」のクローゼットサシェ

その古い伝統を誇つてよい津軽の産物は、扁柏である。

林檎なんかぢやないんだ。

 

第30話 「アフロディーテ」のスクラブソルト

畏く美しい女神が陸に上がって行くと
優しい足もとに柔らかな草が萌え出るのであった。

 

第31話 北原白秋の金粉酒キャンドル

香ひの流れといふものが眼に見えるなら、
どんなに微塵の感情が泳いでゐるか色に現れるであらう、あの金粉酒のやうに。

 

第32話 文明開化の薄荷糖パウダー

「それじゃ、何を持って来れば買う?」
答えは、薄荷ということであった。

 

第33話 マリア・サヴァランの黒胡椒クリィム

マリアはその足がいやがるので、しばしば胡椒無しの冷しトマトを喰ったり、

胡椒とパセリ無しの粉ふき馬鈴薯も、余儀なくたべる。

マリアはいやがる足をだまし、だまし、

ブリア・サヴァランと同じ味覚を持つ舌のために奔走するのである。

 

第34話 与謝野晶子の白檀ネイル

朝の雨京の少女は中の間に白檀くべて帰りけるかな

 

第35話 タルホ鉛筆のウッドディフューザー

なるほど! あの鉛筆の軸木に使われる香り高い針葉樹が立連なっている

バヴァリア台地の黎明に、こんな月を仰いだならば、

捨ててはおけぬことだろうな。

 

第36話 「ひのきとひなげし」の2WAYリース

あめなる花をほしと云い
この世の星を花という。

 

第37話 正岡子規の橙バスボム

病める枕辺に巻紙状袋など入れたる箱あり、その上に寒暖計を置けり。

その寒暖計に小き輪飾をくくりつけたるは病中いささか新年をことほぐの心ながら

歯朶の枝の左右にひろごりたるさまもいとめでたし。

その下に橙を置き橙に並びてそれと同じ大きさほどの地球儀を据ゑたり。

 

第38話 ヴィクトリアンブーケのルームフレグランス

女王は銀糸で刺繍したドレスとベルベットのマントという王室の伝統に従わず、

オレンジの花を飾った白サテンのドレスに身を包み、

髪にもオレンジとミルテの花輪とホニトンレースのベールを被った。

 

:-:+:-:+:-:+  つ づ く  :-:+:-:+:-

 

 

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●アロマテラピーとは、精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法です。
●精油とは植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材です。
(公益社団法人日本アロマ環境協会の定義より)
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・原液を直接肌に塗ったり、飲んだりしないようにしましょう。
・目に入らないように注意しましょう。
・3歳未満の乳幼児には香りを嗅ぐ使用方法、すなわち室内芳香以外はおすすめしていません。
   3歳以上の子供でも、大人より少ない量・濃度で精油を使用することをおすすめします。
・アロマランプやアロマポット等の火気には十分お気をつけ下さい。
・アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。