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母の葬儀のときのことで思い出したことがあります
湯灌(ゆかん)の儀
葬儀社の担当からお通夜の始まる2時間前にいらしてくださいと言われ、わたしと夫と息子が見守る中で行われました
湯灌の儀とは、亡くなった方に最後にお風呂に入っていただき体を清めて来世へ旅立っていただくという儀式です
葬儀社によって進め方は違うと思いますが、母の場合はわたしたちが見守る中、2名の女性にぬるま湯で体を流していただき、髪をシャンプーしていただき、ドライヤーで乾かし、お化粧をして、旅仕度(死装束)を着せてもらうという流れでした
体を流す時はわたしたちに見えないように白い布で上手に隠して下さいました
髪をシャンプーしてもらっているときの母が、とっても気持ち良さそうに微笑んでいるような表情に見えたので、夫と息子に話しかけると二人とも「うん、気持ち良さそうだね」と言ってました
お金のかかることですし、亡くなってから告別式までの日にちが短ければ必要ないと思います
母の場合は告別式までの日にちが1週間あったのでお願いしました
旅仕度(死装束)の手甲(手の甲に付けます)、脚絆(きゃはん=足の脛に付けます)の紐を結ぶお手伝いをさせてもらえて、母が身につける物の意味をひとつひとつ丁寧に説明していていただき、湯灌の儀はやってあげて良かったと思います
納棺のときに杖を入れますが、その説明で
「これから来世までの長い道のりをおひとりで歩いて行かれるので途中で倒れないように杖を入れます」と仰ってました
聞いているときに「お母さん、ひとりで行ける?心細いよね
」と、亡くなった母のことが心配で心配で涙が溢れました
最後までお読みいただきありがとうございました
