家事分担が平等な夫婦は仲が良いというのが定説ですが、我が家の夫は家事をしません。
先日、家事分担表にお互い書き込むワークを行ってみたところ、夫の欄に書くことが全くない!
「なし」と元気よく書き込み「俺全然してないよね、ごめんね」としょげる夫が素直で可愛いのですが、我が家はそれでもOKとしていますし、夫婦仲は良いです。
もちろん夫が本当に何もしていないわけではなく、車の運転や家具の組み立て、買い出しなどは行ってくれますし、そもそも家にいないことも多いのでしたくてもできないという現状もあり。
(家事育児ができないわけではないのと、私に何かあった時は丸投げしても大丈夫という信頼があるのも大きいかも)
頼んだらやってくれますし掃除なども気が付いたらやってくれますが、家にいるときはゆっくりしてほしいなという想いもあるので家事をお願いすることはあまりないのです。
なので、基本は私がワンオペで家事育児をしています。
それでも、このスタイルで落ち着くまでには様々な葛藤がありました。
世間一般の「家事育児をしない夫はダメ」
という声に夫を当てはめ、無駄な言い争いをしてみたり、産後クライシスにまつわる本をいろいろ読んでもらってみたり。
3番目が生まれて何度も話し合いを重ね涙ながらに訴えたことも数知れず。
決して、最初から「家事しなくてもOK」になったわけではありません。
ただ、家事をしない分の「家族を継続するにあたってお互いの役割分担」を明確に決めたのです。
家族を養うのも立派な役割です。
私は経営者なので、自分でお金を生み出すことの苦労と責任を負うことのきつさを知っている分、その苦労だけは家庭に持ち込みたくなく、そこを夫に丸投げしたのです。
我が家は財布が別なので、どの項目をどちらが出すか。
レジャー費は?外食費は?光熱費や家具家電を買うときは?
その項目を細分化した結果、お金の部分は夫にほぼ任せ、家事分担を私が担うことで合意しました。
お互いが平等で、というなら、家事育児分担のほかに生活費も平等じゃないとフェアじゃない。
私自身、共働きの両親が完全に財布と家事を分けており、洗濯も料理も別々という家で育ちました。それが夫婦平等という意識でした。
ただ、それで夫婦がビジネスライク的なのかというとそういうわけではなく、二人で旅行に頻繁に行っているし仲が良い両親です。
その秘訣は、父が母を誰よりも一番に愛しているし(子どもよりも)褒めているし尊敬していると子どもの前で言いきっていることにあると思います。
私の話に戻りますが、家事育児を夫がしなくても不満がない理由は家事育児と生活費を天秤にかけた時に平等であればそれで良いと思っていることのほか
「どんな時でも私ファーストでいてもらうこと」を心掛けてもらっているからかもしれません。
家事育児をしないからと言って無関心でいていいわけではありません。
私の料理を「美味しい!いつもありがとう」と言ってくれること、できない日があっても「いつもごめんね、ありがとう」と声をかけてくれることは当たり前。
子どもの成長も無関心でいず、一緒に喜んでくれるし、今日はどうだった?と声をかけてくれる。
心が寄り添ってくれていると感じているので家事育児をしないからといって私に愛情がないのだと思うことはありません。
そして本当に出来ない時は真っ先に助けてくれます。
その分、私も夫が働けなくなったら大黒柱になる覚悟を持ち、支えていくつもりです。
ただ、それをお互いが納得していないとこの考えにはいたりません。
お互いの価値観のすり合わせ、そしてどんな家族にしていきたいか?を話し合うのはとても大事です。
我が家も、お互いが理想とする家族像を定期的に話し合っているからこの状態に不満がないのだと思います。
家事分担をきっちりしていても、お互いが無関心の夫婦でいたら、ただの同居人になってしまいます。
家事分担は愛情を伝える言語のひとつであると感じています。
であれば、家事分担をするしないはお互いが納得していたらそれでいい。
それより夫婦で愛を伝え合うことだけはさぼってはいけないと思うのです。

