Q、
「プールが中止になった」と、子どもががっかりしています。
どうして晴れているのにプールが中止になるんですか?
A、
最近はこのような話をよく耳にします。
晴れているのに? 子どもも楽しみにしていたのに?
がっかりされたお母さんもいらっしゃるかもしれません。
でも実はこれ、子どもたちの健康と命を守るための判断なんです。
「プールなら涼しいから大丈夫じゃないの?」
そう思われるかもしれませんね。
でも最近の暑さは、昔とちょっと違います。
熱中症のリスクを測る指標に「WBGT(暑さ指数)」というものがあります。
これは、気温だけでなく「湿度」や「日差しの強さ」も含めて総合的に判断するもの。
このWBGTが31を超えると、原則として屋外での活動は中止とされており、
多くの学校ではこの基準に従って判断しています。
| WBGT値 | 危険レベル | 行動の目安 |
|---|---|---|
| 31以上 | 危険 | 原則中止。冷房下で安静に |
| 28~31 | 厳重警戒 | 高齢者は運動中止。水分・休憩を徹底 |
| 25~28 | 警戒 | こまめな水分補給・活動量の調整 |
| 21~25 | 注意 | 運動時は様子を見ながら活動 |
| 21未満 | 安全 | 通常通りでOK。ただし油断せず水分を |
ちなみにWBGT31とは気温35℃が目安のようです。
(判断基準はそれだけじゃないのでご注意!)
実は、水の中にいても油断はできません。
-
水温が高ければ、体温が下がらず体に熱がこもる
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汗をかいていても気づかず、脱水状態に
-
プールサイドは照り返しが強く、日陰も少ない
-
水から上がったあとに、急激に暑さを感じることも
特に子どもは大人より体温調節が苦手で、
自覚症状のないまま具合が悪くなることもあります。
私が若い頃は、プールが中止になる理由といえば
「寒いから」でした。
当時は「気温+水温=45℃以上なら実施OK」という基準の学校が多く、
たとえば気温22℃でも、水温が23℃あれば決行!
いや、気温22℃ってふつーに長袖じゃん…
ちょっとやめてよ
管理職はプールに入らないからって、軽率に決めてくれちゃって!!
などと思っておりましたが、真面目にプールの授業はやりましたよ![]()
結果、みんなガタガタ震えて、唇は紫![]()
あまりの寒さに耐えきれず、
子どもたちの半分以上が途中でプールから上がってしまう…
なんてこともありました![]()
でも、それが当たり前だった時代。
今は昔の物語です![]()
昔に比べて、気温も湿度もぐっと上がり、
熱中症のリスクが飛躍的に高くなっています。
だからこそ、学校も慎重に判断しています。
「プールの授業をやってほしい!」というお気持ち、とてもよくわかります。
でもどうか「中止=命を守るための大事な判断」と受け取っていただけたら嬉しいです。
「プール中止だって〜」と残念そうに帰ってきたお子さんには、
「それだけ暑かったってことなんだね」
「体を大事にしようって先生が考えてくれたんだね」
と、優しく気持ちを受け止めてあげてくださいね![]()
子どもは、大人の言葉や態度で納得したり安心したりするものです![]()
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よろしくお願いします!

