「読書をすると読解力がつく」は本当か?

・・・をテーマに、書いています。

 

前記事

→【読書と読解力】①小学校国語における読解の位置づけ

 

 

始めにおことわりしておきますが、硬い文章が多いです。

読みにくい・・・と思われる場合は、

青枠は飛ばして赤枠の中だけ読んでくださっても結構ですウインク

 

 

 

公立小学校の授業は、文科省の提示する学習指導要領に則って行われています。

 

29年度告示の学習指導要領には、こう書いてあります。

読書は,国語科で育成を目指す資質・能力をより高める重要な活動の一つである。

自ら進んで読書をし,読書を通して人生を豊かにしようとする態度を養うために,国語科の学習が読書活動に結び付くよう発達の段階に応じて系統的に指導することが求められる。
なお,「読書」とは,本を読むことに加え,新聞,雑誌を読んだり,何かを調べるために関係する資料を読んだりすることを含んでいる。

 

ここでいう資質・能力とは、このことです。

国語科で育成を目指す資質・能力を「国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力」と規定するとともに,

「知識及び技能」,「思考力,判断力,表現力」「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱で整理した。

 

 

資質について、もう少し詳しく説明しているのが、以下の文章です。

言葉による見方・考え方を働かせ,言語活動を通して,国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
〇日常生活に必要な国語について,その特質を理解し適切に使うことができるようにする。
〇日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を高め,思考力や想像力を養う。
〇言葉がもつよさを認識するとともに,言語感覚を養い,国語の大切さを自覚し,国語を尊重してその能力の向上を図る態度を養う。

 

 

 

読むのが辛いですよね笑い泣き

では、簡単にまとめてみますね。

 

国語で育てたい資質・能力は、以下の通り。

 

日常生活で、国語を理解して適切に使い

伝え合う力や思考力、想像力、言語感覚を養い

言葉の良さ、国語の大切さを自覚する

 

そういう態度や能力を養うために、読書が大切である。

 

そういうことなんです!

 

読書とは、いわば国語力全体を底上げする活動なのです。

 

決して「文章を正確に読み解く」ための学習ではないのです。

 

 

今日のまとめ

読書は国語力全般を育成するために重要な活動である。

国語力とは、必ずしも読解力に限らない。

 

 

続きます。